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Leica IIIfを持って秋田にいく

先日も青森市内の写真をとったけど、こんどは秋田に行ってきた。
JR秋田駅近くに宿泊して、早朝に時間があったので付近を撮影して回った。

Leica IIIf,Sumitar 50mm, FUJICOLOR 100

駅近くは再開発が進んでいるけど、久保田城跡である千秋公園は見どころが多かった。
大きな外堀とか、市街を見渡せる高台とか、秋田藩は結構裕福だったのだろうな、と伺える。

角度を変えて奥の鳥居までみえるようにすればよかった
案外雪が白く映らない


このサギはけっこうサービス精神に富んでいて、ずいぶんゆっくり動いてくれた

といいつつ、どちらかといえば(いつもどおり)失敗写真が多い。
フィルムはFUHICOLOR 100だけど、曇っていたせいか、発色がいまいち。
また、露出をしっかり測ったはずだけど、暗い写真が多い。


神社の狐

この写真も、結構寄れて、(曇天で暗いせいもあって)絞りを開放気味で撮ったおかげで背景がグルグルボケてくれたのだけど、暗いし発色も微妙である。
この写真だけは、Silver fastでコントラストとか色調とかをいろいろいじってみたのだけど、結局うまくいかなかった(そもそも設定をよくわかっていないのだけど)。
やっぱり晴れた日に自然な太陽光で撮影するのに勝るものはないようだ。

まっすぐ点字ブロック

あと、こっちの写真はまっすぐな点字ブロックとお堀の柵を並行に撮ってみて、曇天であることを除けば、ある程度意図通りなのだけど、どうも手前から中心にむかうほど歪んでいるように見える。
他の写真でも同じことを感じた覚えがあるけど、これはレンズの特性なのだろか。

そんな失敗とはいえないけど、あと一歩写真が目白押しななかで、意外とよく撮れたのがこちら。


公園内の秋田八幡神社

早朝の神社の、お堂の中の行燈の明かりが印象的に撮れている。
実はこれ、暗いし上手く撮れることは全く期待していなかった。
絞りを開放気味にシャッタースピードを遅くしてとった。
結果、手ブレもせずに、お供物のお花とか御幣とかがくっきり写ってくれた。

よく考えたら、上に列挙したイマイチ写真は「もうちょっと明るいと嬉しいんだけど、なんとかならないか」的に撮影したものだ。
それよりも、この「暗いけど、ま、いいか」くらいに撮影したほうが意外と美しく撮れた。
天気に抗って撮影するよりも、天気に合わせて被写体を選ぶといいのだな、と学んだのでした。

どうでもいいですけど、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた秋田犬(のぬいぐるみ)の自販機が秋田空港にありました(これはiPhoneで撮影)

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