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無機質なダクトレールに温かみをプラスする木製フレームを作った

ダクトレール照明ってご存知ですか?レールのどこにでも照明が取り付けられて、オフィスや店舗でよく見かける洒落たやつです。

「オシャレな部屋作りは照明から」というフレーズをどこかで見かけたので、以前から憧れていたダクトレールを取り付けることにしました。


購入した商品

ダクトレールの取り付けには電気工事をして天井に固定する方法と引っ掛けシーリングに取り付ける方法がありますが、今回は簡単にできるように後者の簡易取付型を選びました。選んだ基準はこんな感じです。

・引っ掛けシーリングに取り付けられるもの
・幅は1500mm程度
・天井との隙間がなるべく小さいもの
・中心位置を左右にスライドできる

照明はなるべくコンパクトでコスパの良いものを。


簡易ダクトレールを取り付ける

あらかじめ下地があることを確認してから金具をネジで天井に固定します。

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金具が固定されたら本体を付属のビスで取り付ければ完成です。簡易取付型というだけあって本当に簡単でした。

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思惑通りカッコよくはなりましたが、オフィスや店舗ならまだしも自宅に設置するには少し無骨過ぎるかも…。あとはやっぱり天井との隙間が気になります。

そんな時に見つけたのがToolboxの木製ライティングレールカバー。あいにくレールカバーだけを購入することはできないので、DIYで似たようなものをつくることにしました。


木製カバーを作っていく

今回はあまり手間をかけずに簡単な構造にしたいので、2枚の板でダクトレールを挟むことにしました。取付金具の出っ張りを避けるようにカットする必要があるので、ラフ図面を起こしてきました。

設計図


線引き
ノギスで金具の色々な箇所のサイズを測り、木材にラインを引きます。

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円形の取付金具に沿うように、コンパスを使って断面の角度も書いておきます。

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ノコギリでカット
カット位置が決まったのでノコギリで切っていきます。

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何箇所も切り込み入れて削ぎ落としたところ。

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微調整の繰り返し
ヤスリで削っては合わせての微調整を繰り返して、ようやくピッタリ合いました。

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取り付け
角材を挟み込みながら、普段目に入らない面からビスで止めれば完成です。

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できあがり

天井との隙間を隠しつつ木材の温かみを持たせることができました。個人的にはダクトレールのカッコよさを引き立たせれたと思います。

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黒のダクトレールはどうしても無機質になってしまいますが、板で挟むだけで優しい雰囲気を加えられるのでオススメです。お好みで木材に着色するのもいいかもしれません。

気に入った方はぜひ真似してみてください。

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