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【雑記】初めてのネカマ体験|男ってチョロい件

■40代半ばのネカマ誕生


インターネット上の仮想空間で、女性に成りすますネカマ

生まれて初めて、やってみたんです。
いや、趣味じゃないですよ、仕事です・笑

特に最近、お陰様でいろいろなお仕事をいただくようになりまして、先日は某デートアプリ(※)の企業様から、連載のお仕事をいただきました。

※デートアプリ:その日にすぐデートしたい男女を繫ぐマッチングアプリ。純粋デート目的もあれば、ワンナイ、ギャラ飲み、パパ活目的もあったりと、かなりアングラな世界。


で、打ち合わせをしたのですが、先方の社長様(岸谷五朗さんみたいな風貌の強面)から、こんな話があったんです。

「うちのTwitterのアカウントがうまく動いてないんですよ。別のライターさんに外注してるんですけど、更新が止まりがちで。ツイートも月並みだし。良かったら、ウラノさんやってくれません?

こんなおしゃれなオフィスではない・笑


「1日1回プロモーションツイートしてくれれば後は自由。ノルマ無し」と言うし、ギャラもそれなりにいただけるということで引き受けたんですが、その後の打合せの話の流れで、こんなふうになりました。

社長「多分、中の人がもっと前に出た方がいいんだろうなー。宣伝だけじゃ、いいねもフォロワーも増えないし。人間性が見えるような」

ウラノ「でしょうねー。宣伝だけ垂れ流すアカウントじゃ、誰も読みませんしフォローもしませんよね」

社長「あ、いっそのこと、中の人は女性という設定にしましょうか! それで男を釣ってフォロワー増やすの、どうでしょう?」


40代半ばのオッサンによる、新生ネカマの誕生の瞬間です!!😆🎉🎊✨

このとき、2人とも「だったら最初から女性に頼めばいいんじゃね?」とは、なぜか思いませんでした。バカですねーwww🤣🤣


■ネカマ活動の実際


それからしばらく、某デートアプリ様の公式アカウントで、ネカマをやってみたんです。

36歳のバツイチ女性スタッフという設定です・笑

中身はオッサン。しかも10歳近く年齢サバを読んでいるというww🤣


最初は自己紹介のツイートから始め、徐々に自分を出していきます。

「ふう、金曜日の街を歩くと、みんな幸せそうでうらやましい🥺 でも、頑張ってお仕事ツイートせねば!」

「〇〇は、こんなアプリです。ぜひご登録くださいね😉 あーあ、私もデート相手が欲しいな……🙃」

 とか、こんな感じです。

 

すると、どうでしょう、来るわ来るわ、男どもからのコメントやDMが🤣

 「僕とデートしてください!」はもちろんのこと、上半身裸の写真がいきなり送られてきたこともありました。まあ、お客様ではないですが、プロモーション対象者様なので、職業倫理的にこれ以上の詳細は書かないでおきます。

 

やっていて思ったのが、「男とはこんなにもバカなのか」という命題です🙄

 ・女性と分かるだけで態度を変える

・ さらに年下の女性と分かるといっそう態度を変える

 ・下心が見え透きすぎる

 ・ちょっと優しくすると調子に乗る・つけ上げる

 もはや高等生物ではなく「しゃべるチンコ」なのではないかと思うくらいでした🙃

僕も大いに我が身を振り返る点があって暗澹あんたんとしたんですけど、「こんな下心満載の言葉や態度にさらされ続けたら女性はたまらないだろうな」という気持ちになりました。これまで「警戒心が強すぎるんじゃね?」と思っていた女性たちの気持ちが分かりましたよ……。


■チョロすぎる達人


プロモーション対象者はこれ以上曝せませんが、この人はいいでしょう。

業務上、様々な外注者さんと交流するのですが、そのうちの1人にマッチングの達人・恋愛評論家を名乗るインフルエンサー系の怪しい男がいます(あ、俺も怪しい人だったw じゃ、同類だ)。


彼が、僕(36歳のバツイチ女性スタッフ)を Twitter上でたまたま見つけ、DMをしてきたんです。多分、ツイート内容を見て、女性と思って交流してきたんだと思います。

達人「いつもお世話になっております。フォローさせていただきました。よろしくお願いします😌」

僕(36歳女)「こちらこそ、お世話になっております😌。達人様には先日、素敵な記事を上げていただき、誠にありがとうございました✨」

達人「そんなふうに言っていただき感謝です。“様“なんて付けなくて結構ですよ。今後も協力させていただきたいと思っています。仲良くできればうれしいです😉 このお仕事は長いんですか?」

僕(36歳女)「ふふ。最初ですからね😉 きちんとしないと🤭 では、失礼して、達人さん。この仕事は、今年始めたばかりです。それまでは……」

達人「さすが、広報女子ですね😉✨ 僕、ナオキって言います。40歳、本職は証券マンです。僕も、お名前で呼べたらうれしいな……」

僕(36歳女)「あ、私、達人さんより少し年下ですね😊。カナっていいます。私は……」

達人「あ、お名前ありがとう😉。カナさん、年下なんですね! ならいっそう〇〇(アプリ名)さんを応援しますよ! 僕も実はそんなにマッチングアプリ詳しくないんですけど……」

このくらいにしておきましょう。

実際は数日にわたるやり取りの一部分で、かなり端折はしょっています。


達人とのやりとりの感想ですが……。


ダメだ。チョロすぎる……😕


いきなり、「様なんてつけなくていいです、仲良くしましょう」なんて、下心見え見えじゃねえか。大体、何でお前と仲良くしなきゃいけねえんだよ🤬

そして、いきなり勝手に自分の名前と年齢を言い、しかも職業まで。「証券マン」という肩書で釣ろうとする魂胆が見え見え過ぎる……🤬。

極めつけは、年下と分かった瞬間(いや、年上のオッサンだけどなw)、「いっそう応援しますね」とは何事だ🤬。

ましてや、いきなりの「実はマッチングアプリ詳しくない」発言は、何アピールだ???(お前プロだろ)🤬 🤬 🤬


ちょっと可愛そうになってきたので、もう止めますが、「マッチングの達人・恋愛評論家」として、そこそこフォロワーや読者がいるインフルエンサーですよ。

それでいて、こんなにチョロいなんて……😅(猿すぎる)

どんどんテンションが上がっていく感じも、文面から丸分かりだし、返信スピードが早すぎるし……。

悪戯はもうこのくらいにして、週明けにTwitterの担当を女性に変えてもらう(引き継いでもらう)予定ですが、今回のネカマ体験はとても貴重でした。自戒も込めて「男はしゃべるチンコ」と述べさせていただきますw

あ、でも、この界隈だからこんな奴ばっかりだけど、ちゃんとした男性もたくさんいますけどね。


■小悪魔女性はパラダイス?


もう一つ思ったのが、「女性は大変だな」という一方で、ちょっといい顔を見せるだけで男はこんなにチヤホヤするし、チョロくて転がすのも簡単だから、小悪魔心を持てば女性はすごく楽しいだろうなという点でした。

だって、少し優しめに絡んだだけであれだから、色目など使ったら、どうにでもなりそうww 

ん? あ、いろいろ思い出してきたので、この話は終わりです・苦笑。

だから、Twitterで裏アカをする女性が後を絶たないんでしょうね。それがエスカレートして、自撮りをさらす女性の気持ちも少し分かりました。現実と仮想、それと心の均衡を失わなければ、いくらでも楽しめそう。

はむねずこさん(@nezukonezu32)の作品


年齢が高くなるに従ってチヤホヤされなくなるかと思えばそうでもないでしょうね。10歳・20歳以上、年齢が上の男性を集めれば、ずっとチヤホヤされるはず。

探してはいないですけど、70代の裏アカ女子(ババ?)などもいるのでしょうか?笑 今はいなくても、いずれ誕生するだろうな。


そんなことを考えた、日曜の夜。


ネットで検索したら「ネット乞食」という言葉に出くわしました。酷いこと言う人、いるなー。でも、歴史とたどれば、あらゆる「芸」は元々「乞食」と同根でした。サーカス、演芸、文芸、画芸しかりです。つまり、クリエイトとは……、あ、字数が! 皆様のお心付け……ください(笑) 活動のさらなる飛