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ご都合主義者

本の世界や妄想の世界で自分の気持ちが落ち着くのは
自分に、都合のいいように描くからだ。
現実は、自分のいいようにはならない。
現実は、けして自分の都合通りに動かない。
だからもどかしいし、イライラする。
当たり前。
この世界はじぶんのものではないのだから。
わかっている。
わかっているから
このもどかしさやイライラを押し込めて
心にうんと押し込めて
隠して
笑って
誤魔化して
生きている。
都合のいい世界ではないのだから
せめて
自分がひどく傷つかないように都合よく立ち回って生きていこう。

そして、限界なら
目を閉じて
自分に、都合の良い妄想の世界に
帰ろうか。

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