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初心者のための投資のこれから4月  (無料)

FXを中心に、ドル円相場を、株、仮想通貨の今の状況とこれからの分析を、初心者向けにお伝えします。

配信日>1日 5日 8日 13日 29日☜(最新記事)
あくまでも個人の感想です。


春ですね

4月1日配信分

昨日31日は、3月最後の日、月末フォロー、四半期最後とあって、ドル円はどんどん上昇したり、下降したり、大きく動きました。
 3月末最後の重要指標として、21:30 に
「2月個人消費支出(PCEデフレーター)」の発表がありました。
前年同月比 前月5.4% 結果5.0%(予想5.1%)
個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)
(前月比) 前月0.6% 結果0.2%(予想0.4%)
個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)
(前年同月比) 前月4.7% 結果4.6%(予想4.7%)

ドル円は発表後、一瞬上昇しましたが、一気に下落、133.184円から132.768円まで下がります。その後は上昇に転じて、月末フォローの嵐が吹き、上昇下降をくりかえし、133.3円まで上がり、終えてみれば、132.728円で3月を終えました。
市場が一番注目したのは、PCEコア数値の0.2%です。特に予想の0.4%をも下回りました。これで金利の年内利下げに自信をもったようです。
 自動車、部品の落ち込みや、外食の支出が大きく減少しました。
賃金は0.3%上昇、貯蓄は4.6%の上昇と経済的にはやはり強いようです。FEDウオッチによれば、次回5月のFOMCの利上げと据え置きの予想は、ちょうど半々です。
また、23時には、「3月ミシガン大学消費者態度指数・確報値」63.4 →62.0
ここはさほど動きませんでした、やはり悪くなるんだな、という感じでしょうか。

さて、4月です。これから新年度、新しく投資を始める人もいるでしょう。
この4月からは、ドル円はどう動くのか考えてみたいと思います。

ともかく大事なことは経済指標の数値しだいということ。
(これはパウエル議長も明言しています)
各種のデーターをみていきます。VIX恐怖指数は18.69 かなり低いです。まだまだ株を上げる気持ちあります。アメリカ国民は、お金もたくさんあるようですし。その気持ちをみるとNeutral 49 を現しています。つまりどちらにも対応できるように静観中です。
投機筋はどうでしょう?
ドルのポジションはずっとロングは低くさがっています。うりのショートは半々ほど、本当にドル安で今も来ています。
 円はどうかというとショートは下がってこれから買いにむかいます。ロングはこれからです。
かなりドル安ポジションはすすみました。円は買われたり売られたり、
ここまで下がると、今後は上がることも視野に入れたほうがよいかもしれません。なによりお金がドルでなく、金や仮想通貨に流れていることが読み取れます。
 基本的には市場が考えている流れに沿うならば、
やはり「ドル円は円高、ドル安方向」です。

ここで気を付けたい、私が気になっていること述べて4月の1回目の配信を終えます。
① 一時的なドル高 アメリカ2年債金利とドル円がかなり相関していることがわかります。今の数値は「4.029」 アメリカの政策金利は「4.75」この数値に影響されます。とくに5月のFOMCで予定通りに金利が値上げされて、5%になるなら、かなりドル高に戻ります。なので、2年債金利の動きに注意です。
② 日銀の政策変更、つまり利上げやYCCの廃止変更、それも実質的な利上げです。新総裁が誕生で、これがまだまだ先とみられていたものが、意外に早く来るかもしれません。そうすると予想以上の大きな円高に進みます。120円台になるかもしれませんし、一気に下がるとおおきく反動して上昇、初心者は振り回されてお金を失います。
➂ リーマンショックの再来
 シリコンバレー銀行の破綻で始まりました、金融危機。アメリカ政府の素早い動きはリーマンショックを教訓にしています。詳しいことは3月の配信で書いてます。でも、本当に危機がさったのか?まだこれからあるのではないかと考えている市場関係者やアナリストは多いです。どこの会社も倒産するぎりぎりまで、その兆候を隠しています(なんとか立て直せるとおもってますから)なので、いつでもそれは突然きます(まあ、私たちが知らされていないだけだけどね)

このあたりのことを頭の隅に入れておいて、相場の流れに従って、すこしづつお金を増やしていきたいと思います。
春です、みなさん春を楽しみながら投資も楽しんでいきましょう!

今月もよろしくお願いします


4月5日配信分


4月の新しい年度がはじまりました。
土日を経て、3日、月曜日からトレードがはじまりました。
はじまりの月曜日の朝に、ヘッドラインが流れてきました。
OPECプラスが原油の減産を発表しました
ドル円はドル高に上昇
先週の年度末で、ドル買いからのドル高方向にとどまっていたドル円はおおきく上昇します。132.8円から昼には133.7円までドル高になります。
原油価格の上昇と金利の上昇でドル高がきます。しかし、午後にはそれ以上のドル高は抑えられ下降していきます。結局、132.8円に戻りました。

そして、夜23:00の 3月ISM製造業景況指数 発表されます。
前回47.7  結果46.3(予想47.5)
大きく下回りました。ドル円も下降です 132.847円から132.382円まで落ちました。
 結局、ドル安方向の見方で間違いはなかったようです。
しかし、原油の上昇は今後のインフレ上昇の大きな要因になります。
 経済は確実に落ちているのに、物価は上がります。
FOBの判断が苦しいものになると、報道されているわけです。

さて、今後の一番の注目は7日金曜日の雇用統計の発表でしょう。失業率がどうなるか?
今後の金利、5月のFOMCにも影響を与えます。
 7日 21:30 の発表でさらにドル安になるのか、また、堅調な労働者市場の数値、失業率がのせいで、ドル高になるのか?

 初心者の時になんとか、その前に方向性、ドル高かドル安か?、分からないものかと思いました。負けているときほど、勝てるポジションをとりたいからです。実はあらかじめわかる方法があります。
参考になるのが、これです。
4日 23:00 の JOLSTSの 2月雇用動態調査 求人件数
5日 21:15 の 3月ADP雇用統計(前月比)
6日 21:30 の 前週分新規失業保険申請件数

この数値、結果を必ずチェックしましょう。

同じデーターを元にしますから、大きく反対の動きはしません、これを参考に方向を決めることができますから必ずチェックしましょう。確実に利益があげられます。
ちなみに、これを書いているときに、JOLSTSの求人件数の発表がありました。
結果は、前回 1082.4万件  結果は993.1万件でした。
大きく下がりました。ドル円も下降しています。
 132.7円から132.1円まで下がり、そのご131円台にはいりました。いよいよ120円台がみえてきました。
とはいえ、今回のように原油高や戦争リスクなど急なドル高もきます。常に含み損を抱えないようにこまめに利確と損切りをしましょう。

4月8日配信分



4月最初の大きな経済指標「アメリカ雇用統計」が7日に発表されました。
 まさかの結果でした。
今週、雇用関係のいろいろなデーターが発表されました。
まず、こちらを見ていきましょう。
前回にもお話したように
4日 23:00 の JOLSTSの 2月雇用動態調査 求人件数の発表があり、
こちらは大幅減少、ドル安円高に。
5日 21.15 の 3月ADP雇用統計(前月比)
こちらも結果14.5万にと減少して、ドル安になりました。さらに
6日 21:30 の 前週分新規失業保険申請件数は増加して
前回19.8万件 (24.6万件) 結果22.8万件
ドル円はドル安に下降したあと、また上昇、ドル安のポジションは巻き戻しが起きました。
7日はグッドフライデー (聖金曜日)の祝日のため、現物株市場は休場です。株式の先物はニューヨーク時間午前9時15分で終了。米国債市場も同正午までの短縮取引。欧州市場も大半が休場です。

ここまで悪い結果の指標ばかりの雇用関係の数字で金曜日を迎えました。
このように 7日から10日までイースター休暇で、欧米の市場が休場するなかで
7日21:30 雇用統計、失業率の発表がありました。
3月失業率  前回3.6%   結果3.5%(予想3.6%)
米国3月平均時給(前月比)   前回 0.2%  結果0.3%(予想0.3%)
米国3月平均時給(前年同月比) 前回 4.6%  結果4.2%(予想4.3%)

 21:30発表まえ、ドル円はドル安方向に走ります。131.717円から131.547円に下がります。
しかし、そのすぐあと、発表とともに大きく上昇、ドル高に走ります。132.250円まで上昇。さらに132.380円を付けた後、少し下降しますが、動きはとても少なくなります。大口が休みのためにとてもチャートの動きは鈍くほとんど動かなく少しづつ下がってドル安方向にすすみますが、やはり市場参加者が少ない状況の中での限定的な動きのまま今週を終えました。

 休暇をおえて、大口が戻ってくる11日から大きな動きが始まります。
今回の雇用統計では3月、雇用者数が堅調なペースで増加し、失業率は再び過去最低付近に低下しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)としては、次回会合で025%利上げする可能性が高まりました。
そのため、2年国債の金利が上昇して、ドル高になったのが、今回の結果です。
 ドル安方向に動いていたドル円がまた上昇してドル高ポジションをとり、株価との間での複雑な動きを始めることになるのでしょうか?
 こういうときに、あわてて早めのポジションをとると、損切りが増えます。落ち着いて、改めての方向性(ドル高、ドル安なのか)を見極めてからエントリーをするようにしましょう。

*春になり、投資、FXを始めた人もいるでしょうか?
私の「ひじきのFX]では用語の解説をあまりしていません。例えば、FOMC(米連邦公開市場委員会)のように用語がでたときに、(  )の中の説明がありません。初心者の人はわからないときはすぐに自分で調べてください。その場で調べて覚えましょう。用語は基本の基本です、知らないとはじまりません。投資を始めたばかりの人は用語で苦労すると思いますが、なんでもすぐに教えてもらうばかりで調べない人は、やはり上達しません。
 しっかり自分で覚えましょう。投資の世界では上達できないことは自分のお金を失うことにつながります。

4月13日配信分


4月12日21:30(日本時間) 大注目のアメリカCPIが発表されました。
先週の雇用統計では堅著な経済、労働環境があり、ドル高に進んだドル円ですが、今回はどうなったのでしょうか?

3月消費者物価指数(CPI)(前月比)     前回0.4%  結果0.1% (予想0.2%)
米国3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回6.0%  結果5.0% (予想5.2%)
米国3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) 前回0.5%結果 0.4%(予想0.4%)
米国3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回5.5%    結果5.6%(予想5.6%)

発表前、ドル円は次第に上昇してドル高方向に進んでいました。大口では、今回の消費者物価指数CPIは高い数値になるのではという、予想が出回っていたようです。ドル高ポジションをとる人が多数いたのでしょう。
 しかし、発表直前にドル円は133.827円から133.876円まで上がり、133.901円を付けて、ここで発表を受けると一気に下落、132.820円まで下がります。
結局132.732円まで下がぅって値をつけると、ようやく戻り始め133円台になりました。その後は133.3円あたりの半分まで戻ってから、また132円台へと下がり始め133円の下方で停まりました。
 内容をみてみましょう。CPIの数値は下がりました。
まず食料品の価格は2020年以来の低下。特に鶏卵の価格が前月比ベースで1987年以来の大幅な下げです。日本は卵が高いままですね。
中古車価格が低下しました。日本と同じです。
特に大きいのがエネルギー価格の3.5%低下。ガソリンや天然ガス、電気代の下げを反映しました。
 一方、高いのは総合CPIの約3分の1を占める住居費は前月比0.6%上昇。航空運賃や家庭用調度品、自動車保険なども上昇。サービス価格は0.4%上昇。
そして、 特に注目の、CPIのコア指数は5.6%上昇、でも、予想通りでした。
これでドル円は大きく下げましたが、今後は不透明です。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が今月に減産を発表したことから、こうした低下傾向は短命に終わる可能性があります。
今回は大きく経済指標が下がったわけではないので、
5月のFOMCでの0.25%利上げは既定路線のようです。それでも、マーケットは今年のうちの利下げを織り込んでいます。それは今後の結果で確信に変わっていきます。金曜日のアメリカ 3月小売売上高(前月比)にまた注目があたります。
 以前はあまり動かなかった小さい経済指標がボラ高く動くのも、経済指標の数字次第という今の環境にありますから、初心者は保持したまま放置しているととんでもない目にありますから注意です。
 
 これからもときどき、数字でドル高(円安)にあがり、結局ドル安(円高)に進むとみています。

4月29日配信分


4月28日 日銀政策決定会合 アメリカPCIデフレーター発表


4月下旬は中小の経済指標、「PMI速報値」「3月新築住宅販売件数(前月比)」「4月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)」に反応して、ドル円は上下しましたが、どれも限定的で、レンジ相場を形成していました。
 27日の大きな指標「1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)」はどうでしたでしょうか?
 前回2.6% 結果1.1%(予想2.0%)発表直後、大きく下がりましたがすぐに反転して上昇それは「1-3月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)」
前回1.0% 結果3.7%(予想4.1%)アメリカの消費経済の強さを示しました。
ドル円は133.355円から133.202円にさがり、そこから133.780円に上昇。134円台になりました。この高値が維持されるのか、日銀の政策変更で円高(ドル安)に走るのか?注目された、月末28日でした。
 日銀の発表はいつも時間が決まっていません。11時30分から12時くらいといわれていますが、今回午後1時頃になりました。
 政策変更のために発表が遅れているのでは、という思惑もありましたが
「-0.1%」金利変更なし!でした。ドル円は一気に134.430円に上昇、そこからまだ上昇していきます。134.940円
 さらに午後3時半の日銀新総裁の植田総裁の会見を受けてどんどん上昇していきます。夕方には136円台になりました。
そして、夜9時30分
アメリカ1-3月期四半期雇用コスト指数の発表です。
(前期比)  前回1.0% (1.1%) 結果1.2%(予想1.1%)
3月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)前回 5.0% (5.1%) 結果4.2%(予想4.1%)
3月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)
(前年同月比) 前回4.6% (4.7%) 結果4.6%(予想4.5%)

 発表前からドル円上がり始めます。昨日の「GDP」が高かったからです。
発表されると、ドル円は136.402円まで上昇、しかし、そこから下がり始めます。135.978円まで下がります。まさに行って来いの様子です。
数値は前回よりもさがったものの、予想よりは高く、微妙な結果でした。
そのあと、アメリカ市場がはじまると、株価は一度大きく下がります。
金利は上昇して、ドル円も上昇。
 しかし、株式市場は後半盛り返していきます。有力企業の好決算発表を受けて上昇していきます、結果は続伸となり、4月の株式市場を終えました。
ドル円は136.279円でおわりました。
 さて、5月の「FOMC」が控える中、136円台になりました。
注目された135円を上に抜くのか?は、円安でもたらされました、もちろん日銀の新総裁の現状維持です。
(ここから、長くなるので、ベテランの方は読み飛ばしてください、旅行に行ってて配信が減りましたから 汗)


 最近FXを始めた人や、1年くらいの初心者の人は今回の日銀の政策発表による、ドル円の動きがわかりづらいと思います。もちろん、アメリカと日本の金利差ということはよくわかると思いますが、その前後にこんなに円高方向と円安方向に動くのか?
 それはもう海外勢の思惑です。大口、投機筋がお金を日本の関係で動かすのは、この「日銀政策決定会合」ぐらいです。ほかの日本の経済指標では大して動きません。
 これは長年にわたる前総裁の黒田氏による緩和政策が続く間、いつこのマイナス金利という政策を変更するかに毎回注目が集まります。
 そのため、日銀会合になると、変更を期待して、円高方向にお金が集まります。そして現状維持、変更なしで、円買いをやめて、円を売ります(円安へ)そのため、発表後はいつも円安方向に大きく上昇するわけです。
 これが、毎回毎回、繰り返されてきているわけです。
この日本だけの政策金利やYCCは世界から見ても特別な異常なやり方なので、いつかは修正、政策変更をしないといけないものだとみんながわかっているので、その都度、変更希望の方向にお金が集まるわけです。

(本当に変更すると大きく円高になります。去年の12月にYCCの上限をわずかに変更しただけで、大きく円高になりました)

 今回新総裁の植田氏は、事前に変更をしないと述べていましたが、一部では変更されるかもという報道も絶えないのです。
 これで一部の変更があっても6月以降となりました。
もう円高方向、つまりドル安に動く要因がひとつ消えました。
 5月のアメリカの金利上昇は決定です。(ドル高)
市場の注目はアメリカ金利の利下げをするのがいつなのか?だけです。
 経済は活発です。でも、銀行の破綻問題は今も健在です。インフレは上昇しそうです。会社は好決算と倒産が混在しています。
つまりとても判断しにくい状況にあります。
私は昨年から「ドル安方向」といっていましたが、今はいいません。
わからないのです。
 
こういうときに、自分の思惑で方向を決めてドル円をはり、お金を失います。本当にあるあるです。
 こういう時は静観するのが一番です。
でも、少しでもお金を増やしたくて、トレードをしてしまいます。
 ともかく小さい利益で、すぐにやめる、ポジションをはずしてください。コツコツドカンをしやすいのもこの時期です。

   


柔軟に頭の中を入れ替えて最新の情報を仕入れましょう、相場で生き残るためにとても必要です。

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