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カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 ペンタトニック b labo vol.12

ペンタトニック

今までリズム中心の話でしたが今日は音階について書いてみます。

たとえばキーがC(ド)の場合ドからシまで7つの音がありますね。(♯や♭は含めずに考えてください)7つのうち2つを除いたものを五音音階といい、ペンタトニックはその一種です。

具体的にいえばド・レ・ミ・ソ・ラの5つです。

ネットで調べると「スコットランド民謡が代表的」とか書いてありますが、「蛍の光」のメロディを思い起こしてみるとイメージしやすい。

日本でもペンタトニックで作られた曲がたくさんあります。

函館の人(北島三郎)男はつらいよ(渥美清)新オバケのQ太郎(堀絢子)の三つは「日本三大ペンタトニック曲」ともいわれている。(ウソです)

五音音階という手法は古代中国の時代からあったらしい。YMOが演奏したことで有名な「ファイヤークラッカー」、たしかに中国っぽいですね。

ここまで読むとアジアとか東洋的な音階かな?と思われるかもしれませんが、ロックやジャズでも頻繁に使われています。とくにアドリブ演奏をするときは一番使い勝手が良い。

「よくわからないんだけどとにかくペンタトニックでやっちまえ!」で一応それっぽくなるものです。

ジャズピアニストのハービー・ハンコックも多用していますが、もちろんよくわからずに使用しているわけではありません。組み合わせとか羅列の仕方に理論と計算がほどこされていて、ペンタトニックの可能性を広げた功労者のひとりであるといえるでしょう。

ジャズの世界ではテンションとかモードなど複雑な問題がたくさんありますが、とりあえずペンタトニックをひたすら身につける、まずはこれが大切なのではないでしょうか。

今日はまとまりのない文章になってしまいましたが、北海道(函館)の人もぜひb laboへお越しください。

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