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同人誌作成という撮影修行の歴史

 どのバイト先とは言いませんが昔のバイト先が潰れまして……。

 これがそのバイト先の楽しい思い出です。

 そしてこれがこないだ撮った写真。

 構図としては似たようなもんだと思うんですが、

 カメラのレベルはそりゃ違います、上の写真は2010年に撮った古いiPhone3GS(当時にしても古かった3GS!)で撮った写真で、こっちは型落ちとはいえ2013年のそこそこスペックのいいコンパクトデジタルカメラです。

 でも撮ってる人間の腕も上がったな!?


 なぜ上がったのか。

 同人誌の表紙を自分の撮った写真でまかなうようになったからです。


たとえばこれが

こう。

 「遊園地の写真が必要だから」撮ってきました、ちょうど東京ドームシティに用事があったから……。本当はメリーゴーランドを撮ろうとしたのですがそれはうまく撮れなくて、遊園地の写真の中で一番これがうまく撮れていたのでこれにして、小説の内容もこれに合わせました。だから「同人誌を作るために表紙にしやすい構図を考えて撮った」写真です。


 しかし表紙に写真を使うにしたって最初はここからです。

 これは2008年ごろハマっていたトイカメラSQ28mで撮ったもの。トイカメラはカメラというより「別の視界を持つ別個の存在の見ている世界の疑似体験、作品を吐き出す装置」みたいな感覚で当時「飼ってた」。充電がへたれてるみたいでそろそろ寿命っぽくてもうお出かけには連れ出せません、フル充電して家で時々ぱっちん(シャッター速度が鬼遅い)するくらい。

 なのでピントが合ってないのはまあ仕様なんですが、トイカメラのことはともかく、とりあえず撮った写真で使えるといえばこんなもので、加工もなにもできませんでした。

こちとら文字入れで精いっぱいだ!!! という気持ちがうかがえる表紙である。画像のリサイズも多分できなかったんだと思います。キャンパスに開いてそのまま表示されたものの端が切れるからほかの写真を足したのだろう……。なおこれ横書きしかできないのに改行して無理やり縦書きにしてるね! 画像加工ソフト触ったのこれがはじめてでした!!!(※これ以前は全部Wordで表紙作ってWord入稿してた)


 というわけで、

・なにを撮りたいか

・なんのために撮るのか

・撮りたいものはどうやったら撮れるのか

 を明確にする基準として、同人誌の表紙にする、というのが相当有効だったんだなーと思いました。今の自分の写真は結構好きです。

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