不器 よう子

なんとか生きてる

不器 よう子

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最近の記事

五感

最近、ひとは五感にすごく制限されているなと感じる。 ひろいひろい世界を、5つ穴が開いた壁から見ているようなイメージ。 心で思うこと感じることは無限だけど、外から入ってくるのはその5つの穴を通して入ってくる情報しかないし、外に出す時もその5つの穴からしか出せない。 だからわたしたちは目で見てても相手の心はわからないし、自分の考えてることも言葉=音にしないと伝えられない。 5つの穴はつまりは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、感覚だけど、性別や背の高さ、いる場所、生きてきた環境とかが

    • サウナ

      今日、コロナで自粛して以降、4ヶ月ぶりにサウナを解禁した。 やっぱり、サウナは最高。 わたしがサウナにハマったのは昨年末。 一緒に住んでる男の子に誘われて、半信半疑で試して以来、びっくりするほど好きになってしまった。 一言で言えば、サウナは瞑想。 (昨日の料理と一緒や) サウナを本当の意味で楽しんだことのない人は、多いと思う。 わたしもつい半年ちょっと前までは、暑くて苦しい我慢大会の部屋としか思っていなかった。 でも、本当は違う。全然違う。 サウナは超絶に気

      • 作り置き

        わたしには一緒に住んでいる人がいて、食事は基本的にわたしの担当。 料理は好きな方だけど、自分で作って自分で食べるのと、人に食べさせるのとでは訳が違う。 栄養、バランス、品数、見た目、もちろん味、親しい仲だけどまだまだ気を使う。 コロナ禍で在宅勤務になり、食事の負担は一層増えた。 これまでは夜だけ用意すればよかったけど、3月からは朝昼夜と3食に。 献立を考えて料理して食べるだけじゃなく、皿洗いも漏れなく付いてくる。 1日が仕事と食事と皿洗いのルーティンしかなくなって

        • 青空

          わたしはしあわせだなとつくづく思う。 空が晴れていれば、それだけで気分が良い。 おいしいものを食べれば、それだけで満足する。 ラッキーなことに、孤独を感じないでいさせてくれる大切な人もいる。(いまは) 多くの人が衝撃を受けた、人気俳優の訃報。 普段こういうトピックにはなるべく触れないでいようと思っているけれど、この件はショックが大きくて、どうしても書かずにはいられない。 彼はもしかしたら、この青空を見ても気分が晴れなかったのかもしれない。 ※この文章は彼について

          文章を書く

          「文章を書く」ということをしてみようと思う。 きっかけはとあるnoteの記事。 ユニクロのバイト面接を受ける男の子について書かれた、あの話題の「白Tシャツ」の記事だ。 以前から「文章を書く」ことには興味があったが、学生時代の論文以降は仕事のメールとTwitterしか書いたことが無いし、そもそも面白いタイプの人間ではないので躊躇していた。 書きたいこともそんなに無いし。 そんな中、あのユニクロの白Tシャツの記事を読んで、心が揺さぶられた。 日常のちいさな出来事に見つ