サウナ

今日、コロナで自粛して以降、4ヶ月ぶりにサウナを解禁した。

やっぱり、サウナは最高。


わたしがサウナにハマったのは昨年末。

一緒に住んでる男の子に誘われて、半信半疑で試して以来、びっくりするほど好きになってしまった。

一言で言えば、サウナは瞑想。

(昨日の料理と一緒や)


サウナを本当の意味で楽しんだことのない人は、多いと思う。

わたしもつい半年ちょっと前までは、暑くて苦しい我慢大会の部屋としか思っていなかった。

でも、本当は違う。全然違う。

サウナは超絶に気持ちいいのだ。


サウナは、ただあの部屋に入ればいいのではなく、プロセスが重要。

まず体と髪をきれいに洗い、湯船に浸かって暖まる。

ここまでは普通の銭湯。

その後、体についた水分を拭き取ってから、サウナに入る。

座る場所によって熱さがちがうので、好みの場所に座る。

女性サウナはほとんど人がいないので、寝そべったりも好きにできる。

わたしは体育座り派。今日いたおばさんは足パカしてた。

サウナに入っている時間は、サウナの温度にもよるし人それぞれ。

大体6分〜10分くらいが多いと思うけど、汗がしっかり出て暑くてたまらなくなるくらいまで入る。

わたしは暑いのが苦手なので、大体8分くらいで出る。


この後がとても大事。

汗をざっと流したら、水風呂に入る!

水風呂なんか去年まで1回も入ったことなかった。

なぜそこにあるのかも意味がわからなかった。

けど、いまならこの水風呂の重要性が分かる。

しっかり暖まっていれば、水風呂に入ってじっとしているとだんだん冷たくなくなってくる。

これがいわゆる「熱の羽衣」をまとった状態。

わたしは冷たいのも苦手なので、30秒くらいで出る。


この後、サウナのミラクルが起こる。

体を拭いて、その辺の椅子に座る。

あたりがグワングワンとして、頭がポーッとしてくる。

体がジンジン、ポカポカしてくる。

完全なるトランス状態。

なんなら大麻やったみたいな感じ。

もしくはセックスしてイキまくって無になる寸前みたいな感じ。

ガンギマリ。


これが、最高に気持ちいい。

サウナーが言う「ととのう」とはこのこと。


この瞬間、あまりの気持ち良さに、心から「生きててよかった…」と思う。

感謝の気持ちで涙が出そうになる。

銭湯の水の音が頭の中いっぱいに流れる。

他は何も考えられない。

目も開けていられない。

ただ、気持ち良さに没頭するだけ。


このサウナに入ってから整うまで、ただ「いま」のことしか考えられないところがとても好きだ。

日頃の雑念は全く頭によぎらない。

ただ、熱いとか冷たいとか、自分の心臓や呼吸の音とか、いま何分経ったかなとか、そんなことしか考えられない。

ずっと「いま」にいる。

仕事のこと家のこと昨日のこと明日のこと、頭にはそんなことが入る隙間は一切無い。

サウナに入ってる間は、ただただ「いま」を生きてる。

それがストレスから解放してくれる。リラックスできる。

だからサウナは瞑想と似ている。


今日は土用の丑の日だったので、サウナの後に鰻も食べた。

これだけで、今日はわたしが世界で一番しあわせだと思えるくらい最高の日になった。

女性サウナーはまだ少ないので、ぜひ試してみてほしい。

合法的にガンギマリ状態になれますよ。おすすめ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?