本_武器より一冊の本をください

😎【小3/読書感想文】武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り

小学校3年生のわが子が夏休みに読んだ本の感想文。
当時、話題性のある課題図書だったのでしょう、本人が図書館で読んで感想文を書いてました。一応、この読書感想文は学校で表彰はされてました。

3年生の知識レベルとして、自分がもっている歴史の知識を絡めたり、ちょうど集団的自衛権などの話題もあがっていたのでそんな言葉を絡めたり。
最後の締めの言葉が本人の気弱さが表現されているが、勇気はないが心の中で祈るという小さな正義感はあるようだ!

「武器より一冊の本をください」を読んで

 タリバンはひどい。何も悪いことをしていない人たちをころすなんて。タリバンは、自分たちがかってにきめつけたルールを守らないと、殺してしまうんだ。しかも見せしめに広場に死体をさらしたりする。
そのルールがこれだ。
・女性が学校にかよってはいけない。
・女性が音楽をきいたり歌ったりしてはいけない。
・女性が市場に行ってはいけない。
他に色々なルールを決めつけている。
 マララは学校に行く途中に銃にうたれた。マララはただ勉強がしたかっただけなのに。ジャバナという人は、踊るのが仕事だっただけなのにタリバンにころされて、広場にさらされた。タリバンはひどいと思った。
 日本ではそういうことがあっただろうか。たとえば、奈良時代では、女の人はけんとうしになれなかった。でもそれは女の人にはきけんすぎるからだ。小野妹子は、けんずいしでずいに行ったが、女みたいな名前だけど実は男だ。あと、平安時代は女性には名前をつけさせてもらえなかった。清少納言やむさらき式部はお父さんなどのかん名でよばれていた。でもそれはタリバンほどひどくはない。
 戦国時代は、織田信長は、ひえい山をやきうちにしたり、本がん寺では女もこどももみなごろしにした。タリバンとおなじぐらいひどいかもしれない。
 明治時代は、日本が韓国や中国をせんりょうしていた。それはタリバンと同じぐらいひどいかったのかもしれない。韓国人にむりやり、日本語をしゃべらせたり色々ひどいことをしていたので、いとうひろふみは、あんさつされた。日本せいふも昔、タリバンと同じことをしていたのかもしれない。
 日本の子どもたちはこれから集団的自衛権で戦争にかりだされるかもしれない。集団的自衛権というのはアメリカがどこかの国と戦争をはじめたら日本もそれにさんせんするという、いやな決まりだ。でもいい面もある。どこかの国にせめられたらアメリカもいっしょにたたかってくれる。でも日本をせめてとくする国などあるのだろうか?もし、戦争してもおたがい大ぜいの人が死んで、おたがいのけいざいが止まっていろんな人が悲しみをかかえたり辛い思いをするだけでなんの意味があるのだろうか?
 マララはパキスタンの平和をとりもどすためにきけんをかえりみず、国連でえんぜつしたり、テレビでタリバンのことを世界中にうったえたり、こんな怖い大人たちに立ち向かうなんてすごい勇気があると思う。ぼくにはマララのような勇気はないけれど、戦争がなく世界中の人たちが平和でくらせることを願う気持ちはマララと一緒です。

原稿用紙20×20 3枚(1200文字)

基本情報
出版日 : 2013年12月13日
発売  : 2012年12月
著者  : 岸見 一郎
        古賀 史健
ページ数: 296ページ
出版社 : ダイヤモンド社
定価  : ¥1,500
販売部数: 世界150万部
ジャンル: 自己啓発/心理学


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