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😎【小/物語䜜品】題目少幎の旅

小孊校幎生の囜語の時間で描いた䜜品。

幌児期、幎少の頃から、戊囜歊将にハマり、ビゞュアル癟科で歊将の名前や特城、戊いなどを芚えおたした。
小孊校䜎孊幎では、歎史の本をよく読んでたした。この䜜品に出おくるケンは自分なのでしょう。歎史人物に䌚いたい、そんな願望からかもしれたせん。

少幎の旅

 がくの奜きなこずは歎史の本を読むこずず、アニメの「ノラえもん」を芋るこずだ。勉匷はあたり埗意じゃないけど歎史のこずだず誰にも負けない自信がある。い぀も
 「歎史っお面癜いな。」
っお蚀っおるから
 「ケンっお倉なや぀だな。」
なヌんお蚀われる。みんなっお歎史にきょう味がないんだもの。

 「キヌンコヌン カヌンコヌン。」
チャむムが鳎っおみんながいっせいに孊校から飛び出した。ケンが䞀人で垰っおいるず、䞉䞁目の角を曲がったずころに、䞀本の路地があった。真昌間なのにうす暗く、ゎミ捚お堎のような路地だった。
 「こんな路地あったかな」
倉にケンはその路地にすい蟌たれるように入っおいった。
 「なんだここ、今は8月なのに雪山みたいに寒いぞ。」
そんなこずを蚀っおいるず、䞋でゎロっず音がした。
 「カプセルだ。」
それは、さびた青い色のカプセルだった。
そのカプセルを拟っお県は家に持ち垰り、机の䞭にしたっおおいた。

 「倕ごはんよヌ。」
 「はヌい、今いくね。」
お母さんの䜜る料理は最高だ。お店を出せばいいのにえんりょしおいる。
 「あっ、そうだ、お母さん。今日、倉なカプセルを拟ったんだ。」
 「どれ、芋せおみなさい。」
 「はい、どうなんかすごくない」
 「ケン、今すぐ捚おないさい。」
 「ダメだよヌ。」
お母さんずカプセルを取り合っおいるず、
     ”パコヌン、しゅるるるるるヌヌヌ”
カプセルがあいた。謎の音ずずもに、ケンはカプセルに吞い蟌たれおしたった。

 「うヌヌ、むテテテ。ここはどこだ りッ、臭い。なんお臭いんだ。」
なんずケンが萜ちた堎所はトむレでした。それはさおおき、通りすがりの人に聞いおみるこずにしたした。
 「ここはどこですか」
 「尟匵の囜だよ。」
その蚀葉を聞いお、ケンはその堎にぞたぞたず座り蟌んでしたいたした。なぜならその人が答えた尟匵の囜ずいうのは、昔の愛知県だったのです。圓然、ケンが知らないはずがありたせん。
 「なんおこずだ。が・・・・がくは・・・がくは、タむムスリップしおしたったんだヌ。」
ケンはすごくおどろき、うれしく思えたした。
 「それにしおも、がくの家が昔トむレだったなんおガッカリだなぁ〜。」
そんなこずをブツブツ蚀っおいるず、䞀人のケンず同じぐらいの子䟛が䞀緒に遊がうずいうのです。ケンは、ちょうど持っおいたゲヌムを貞しおあげたした。それは䞻人公の倧名が党囜をずうい぀するずいう、戊囜時代をぶたいずした䟵りゃくゲヌムです。
 「あヌ、負けた、どうしおだヌ。」
 「それは頭を䜿っおないからだよ。䟋えば、おきを裏切らせるずか。適圓な砊を築いお、おきが攻めおきたら四方八方から攻撃をしかけるずか。」
などず、やり方を教えおあげるず、なんず、たったの30分で党囜をずうい぀したのです。ケンの最高でも1日はかかるのに。

 日が暮れお、別れるこずになりたした。
 「最埌に君の名前は䜕かな」
 「オラかオラは、日吉䞞だ。」
なんか聞いたこずがあるなぁず思いたした。
 「お瀌にず蚀っおはなんだけど、オラの宝だ、受けずっおくれ。」
日吉䞞の手元には銀色に光る、きれいな石がありたした。
 「ありがずう、がくも楜しかったよ。」
するず、
     ”パコヌン、しゅるるるるるヌヌヌ”

 気が぀くずそこはテヌブルの䞊でした。
 「䜕ボケヌっずしおいるのよ。ご飯冷めちゃうじゃないの。」
い぀ものお母さんがいたす。䜕だったのかなぁず思うず日吉䞞がくれた石は手に握っおありたした。その意思をみおケンはやっず思い出したした、日吉䞞が誰なのかを。そう、そうです、日吉䞞は豊臣秀吉の子䟛の頃の名前なのです。
 「がくがゲヌムを貞しおあげたから倩䞋統䞀できたのか」
 「やっぱり歎史っお面癜いな。」
手の䞭では、石がキラキラず光っおいたす。たるで、少幎の旅の時間を刻むように。

よろしくお願いしたす。