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デジタル化する高齢者施設@アルツハイマー村

こんにちは!今日もお仕事お疲れ様です♪さて、今日は以前少し触れていたアルツハイマー村でのデジタル化はどう進んでいるのかについてご紹介させてください。


1.入居者全員へ配布されるデジタルブレスレット

この村では入居条件のひとつに見守りデジタルブレスレットと見守りカメラ(のようで、実はカメラではありません)の部屋への取り付けに同意する、というものがあります。

デジタルブレスレット

出典先sensio社

このブレスレットは、居住者の安全と自立を支える重要なツールとして使われています。村内のどこにいても、ボタン一つでスタッフに助けを求めることができ、同時に部屋の鍵としても機能します。部屋を出ると自動的にドアがロックされ、戻る際にはブレスレットが自動でドアを開けてくれます。また、部屋の中からはブレスレットを使わずにドアを開けることができ、居住者の自由を尊重した設計となっています。

見守りカメラ


出典先sensio社

各居住者の部屋には、窓の近くに小さな白いボックスが設置されています。これは「デジタル見守りシステム」です。見守りカメラと書きましたが、個人情報等の配慮をするために、実際は誰なのか認識できないです。ただ、その部屋にいる人の姿の画像が表示されます。ただし、常に稼働しているというわけではなく、あらかじめ設定された条件が発生したときにのみ作動し、必要に応じて画像をスタッフに送信します。

例えば、夜の徘徊が多く転倒のリスクも高い方なら、設定時に「夜中の10じから朝8時までの間に、ベッドから何か動く動作を察知したらスタッフに通知がいくようにする」みたいなかんじで、転倒を防いだり、ベッドに誘導できたりします。

詳しいメーカーは記載されていないのですが、この見守りカメラはノルウェーの高齢者施設で最近バズっています。この製品も別記事で書きますね!


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