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コヤソが母国プエルトリコ凱旋初防衛。2戦連続フィリピン人選手を棄権に追い込む


☆8月26日(日本時間27日)/プエルトリコ・サンフアン/コリセオ・ロベルト・クレメンテ
WBO世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦
○オスカル・コヤソ(26歳=プエルトリコ)チャンピオン
●ガレン・ディアガン(27歳=フィリピン)9位
TKO7回1秒
※使用グローブ8オンス(コヤソ=EVERLAST白、ディアガン=EVERLAST赤)

 5月にメルビン・ジェルサレム(フィリピン)を棄権に追いやって王座を獲得したばかりのコヤソが、母国で凱旋初防衛に成功した。

 同じサウスポーのディアガンに対し、開始ゴングからプレッシャーをかけていき、早々に受け身に回らせる。昨年WBC地域王座に挑戦して敗れているディアガンは、それ以外に目立ったキャリアのない選手。

 するりするりと距離を詰めていくコヤソは、ジャブ、左ストレートという基本攻撃をまずは仕掛けてディアガンの反応を見る。ディアガンはリードブローを打つタイプではなく、コヤソの右ジャブに左クロスをかぶせるというその一択のみ。プレスをかけられまくるものの、慌てて打ち返す愚はさすがにおかさないが、コヤソを脅かすような威力を孕む攻撃ともとうてい見えなかった。

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