Day131→夏の終わりに。
またまた群馬。
8月も下旬。そろそろ夏もお腹一杯だよね、とっとと秋よ来い、なんて思うのだけど、残念ながらまだまだ残暑が続くようだ。もうお引き取り願えませんか、とも言いたくなる。残念。
さて、本題というか何というか。つい先日、群馬県の草津温泉に行ってきたとnoteに書いたのだが、そういえば群馬の有名な温泉地はほかにもあったよな、などと思ったので、改めて訪れることに。
最近何故か群馬贔屓。特に理由は無いのだけど、そこまで遠くないのに全然行かないよな、というのがきっかけ。今回もエッセイというより、ただの観光日記的な具合になっているのはご容赦を。
というワケで訪れたのは、群馬県渋川市にある伊香保温泉。かつては会社の慰安旅行などでオナジミだった伊香保温泉だが、すっかりイカガワシイ感じも無くなり、ただの古びた温泉街となっている。
私の世代くらいになると、職場の慰安旅行的なものはほとんど行われなくなったので具体的にはよく分からないのだが、伊香保は熱海などと同じく、団体旅行向けの歓楽街として大きく発展していったらしい。
ここでは触れないので、ご興味のある方は各自検索して頂きたいのだが、夜のコンパニオン付き宴会で、昨今の基準に照らし合わせるなら、コンプラに触れるようなことが行われていたとかなんとか。今もあるのかは不明。
夜の街をフラッとしてみるが、世間では夏休みなので、さぞ賑わっているかと思えば、ウロウロしている観光客がちらほらといった具合。それもそうだ、書き入れ時にも拘わらず、多くがクローズしたお店ばかり。
ところどころ開いている居酒屋やスナック、射的場などがスポット的に賑わっているだけで、ビックリするほどの人出があるワケではない様子。賑わいを演出するための「大道芸」も行われていた。
大道芸のイベントについて、渋川伊香保温泉観光協会のWebに概要などが載ってるのかと思ったら、触れられていない上に、そもそも「最新イベント」の更新自体がしばらく行われていない。
よくよく調べてみると、そもそも主催が観光協会ではなく、伊香保温泉旅館協同組合と伊香保温泉石段街振興会の共催。…仲悪いんかい!とツッコミを入れたくなる。
趣深い街並み。
夜の街には興味が無い(只の人見知り…笑)ので、撮影がてら早朝にウロウロしてみると、なかなか趣がある。というより、むしろ日中のほうがお客さんが多い。市営駐車場も一杯、石段街も土産屋と観光客で賑やかだし。
現在ではある意味、安心してカップルやご家族連れで観光できる場所になったようだけど、ところどころ廃墟のような建物があるのは何とかならないものだろうか。
くたびれた旅館をリノベーションして、バックパッカー向けの安宿に改装するとか、いいアイデアを持っている若者に格安で貸し出すとか。私有地だからなかなか難しいのだろうけど。
ちなみに、「第9回しぶかわいかほフォトコンテスト」を開催中(応募期間は2023年8月1日~11月30日まで)。過去の入賞作を眺めれば、モデルがいると強いようだ。知ってたらもう少し凝ったのになー。応募は無理。
以下ギャラリー。伊香保の石段街をご覧ください。
ここからオマケ。近くにある榛名湖(高崎市)に寄ってみたはいいものの、残念ながら霧が凄くて何も見えず、ただロープウェーを無駄に上り下りしただけ。山の天気は当てにならない。
伊香保は草津と同じく、山の中腹にある温泉街とあって、街中は坂道だらけ。石段街の上り下りだけでもなかなか大変なので、夏はあまりオススメしづらい。出掛けるなら、涼しくなってきた頃が丁度いいかも。
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