【気まぐれ日記】

こんばんは、気まぐれ日記を書きたくなりました。日記ですが、弱音ですね……。

家族との関係は今のところ、うまく行っています。ですが、今度立ちはだかったのは、仕事の問題。やり方を工夫しなければ、この難局を乗り越えられないため、正直自信と意欲を喪失しています。ここが潮時、と思い切って方向転換をするか、このまま粘って継続すべきか――悩んでいます。

そもそもの話、わたし仕事できないほうなのですよね。「仕事のできる人」って、一般的に(という主観ですが)そこそこのクオリティで速く捌けたり、上司の意図や周囲の状況を理解して行動できたり、そういう頭のよさがある人だと思っているのですが、わたしは違いますね。はっきり言って。

大学生の頃に教授から(お酒の場ではありましたが)「君は要領が悪いから社会に出て苦労するよ。何か専門学校に通ったら?」(意訳)みたいなことを言われたりしました。実際、大学時代にしていたバイト先では、あまりにも仕事が遅くて社員さんから軽いパワハラをされ、それが直接の原因ではないけど入院して逃げたこともあります。

それからパートで事務職に就きましたが、そこでも適応するのに時間がかかり、社員さんに迷惑をかけながら働いていると自覚する日々でした。

何がつらいのかといえば、その原因は「自分の要領の悪さ」や「仕事の遅さ」にあり、周囲の言葉や態度がキツいなと思っても、誰かのせいにはできないところですよね。一時的に八つ当たりしたくなりますが、冷静になれば自分に非があることに気づく。

唯一、今の仕事は自分の特性を活かせる場所、だと思っていました。が、でもやはり同じやり方をずっと続けることはできないようです。別の仕事を探そうにも、他の職業で適応する自信がない。しかも、障害者、ということで、簡単にはジョブチェンできない自分がいます。

人生って、厳しいね。”人生楽しんだもの勝ち”という言葉がありますが、厳しい人生を楽しめる強さがある時点で、人間として勝ち組だと感じます。そうであれば、わたしは完全に負け組となるわけですが。(楽しさでは勝てる試合と思えないので、負けてもかまわないです。

先ほど看護師さんに弱音を聞いてもらい、「いやー、仕事のことで悩むのってアホらしくないすか?」と言われ、仕事は仕事で割り切るほうが人生楽しめるのかも……?! と思った次第です。人生の中心が仕事になる(正社員でもないのに……)のって、何か損しているのかもしれない、と。

というのも、今まで「仕事をしている」ことが「自尊心の土台」みたいになっていました。障碍者であっても、低所得者でも、独身でも「仕事をしている≒社会貢献している」という免罪符みたいなものがあって。でも、それは自分で作り上げた幻想なのかもしれない、と思いました。幻想までいかなくとも、「わたしが思うほど誰かの役には立っていない」ことはあるな、と。

わたしは少し、不遜な気持ちになっていたのかもしれません。たとえば、好きな女の子相手に思いの丈を詰め込んだ長文詩を認め、彼女に会うたびにプレゼントするような、ズレた「君のため」という想い。一見、利他に見えてもエゴの塊のようなもの。(気持ち悪い話ですが)使命に燃えた時期もありましたが、そのような情熱を誰も求めてはいなかった、という事実。

……いろいろ突きつけられる。痛い。

わたしが幼い頃は、よく大人が「誰かのために」とか「みんなのために」とか、利他に生きること(少し自己犠牲的なニュアンスも含まれていたかと思います)をすすめていた記憶があります。でも、今の時代になって、それが覆ったような気もします。誰かのために頑張っても、報われることはなく、報われないからといって”その誰か”を恨むことは、倫理的に正しくない。

ならば、自分のために生きることがいちばんいいのではないか、と。かなり遠回りをしましたが、紆余曲折をへて、この結論に辿りついたような気もします。身勝手なようにも思えますが、そのほうが本人としてもストレスなく生きられる(と思うので)ので、かえって周囲の人にもメリットはあるかも。

当然、すべてを自分の思い通りにはできないですが、変な自己犠牲の心は捨てようよ、と。自分にできることは限られていますし、誰かのために限界突破(努力)しようと思わなくてもいいよ、と。

もういっそ、仕事のためにと思って勉強していたこともやめようかな。正直言って、本当に仕事のためになるかわからないですし。まあそれって、結局は思いの丈を詰め込んだ長文詩(自己満足の努力)と同じですよね。

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……などをつらつらと書いて、「はあ、わたしは時間を無駄に過ごしているな」ということを感じます。なんのために生きているのだろう。目的が定まらないから、いろいろな環境の変化に心が揺さぶられるのだなと思います。またnoteに弱音を吐くかもです。では、また。


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