Automation Tech NEWS | vol.08
BizteXのメンバーが気になったニュースをピックアップしてお届けします!
RPA・iPaaS
ユニリタ、“非エンジニアでも簡単に使いこなせる”iPaaS「bindit」のクローズドβ版を提供
株式会社ユニリタは4月26日、iPaaS「bindit(バインドイット)」について、クローズドβ版を提供開始したと発表した。入力項目も少なく数ステップで設定完了できるので、ITエンジニアでなくても簡単に使いこなせる点が特徴とした。期間限定のクローズドβ版は先着30名でが利用できるとのこと。
中国新興RPAメーカー「分叉智能」、米ゴールドマンなどから約125億円調達
RPAを手掛ける人工知能技術企業「杭州分叉智能科技有限公司」(分叉智能)が、シリーズCで1億ドル(約125億円)を調達した。リード・インベスターは米ゴールドマン・サックスと業界のCVC。分叉智能はシリーズBでは5000万ドル(約62億5000万円)を調達している。同社の主力製品であるRPAソフトウエアロボットは「影刀(ShadowBot)」。
Automate.ioは3日、2022年10月31日にAutomate.ioのサービスをクロージングすることを発表した。同社は昨年9月にNotionによって買収されており、今後Notionのプラットフォーム開発に共同で注力していくとのこと。移行先のサービスとして提携しているZapierを案内しており、現在対象となるユーザーにZapierの12ヶ月の無料アカウントを提供するとのこと。
業務自動化ソリューション大手「Laiye」が90億円調達、世界進出を加速
産業用インテリジェントロボット関連のソリューションを提供する「来也科技(Laiye)」は、直近の7000万ドル(約90億円)の調達を含むシリーズC全体で総額1億6000万ドル(約200億円)超を調達したと発表した。リード・インベスターはHopu Magnolia Growth Fundのほか優山資本(YOUSHAN CAPITAL)と鼎珮集団(VMS Group)。同社は2019年6月、RPAを提供する「奥森科技(UiBot)」と合併し、インテリジェントオートメーション(IA)市場に参入。製品とサービスモデルが国内で成功したことを受け、海外へ進出し世界の企業へのサービス提供に乗り出す。
Web API
Salesforceで入力した契約書作成に必要な情報をContractS CLMにAPI連携し下書き保存する「ContractS CLM to Salesforce」をリリース
株式会社ストラテジットは契約マネジメントシステム「ContractS CLM」と、顧客管理ソフトウェアソリューション「Salesforce」をAPI連携する「ContractS CLM to Salesforce」をリリースしたことを発表した。同社の提供するMaster HubによりAPI連携を行い、二重入力などの課題を解消できるとのこと。
「HUE ワークフロー」、電子契約サービス「freeeサイン」とAPI連携
ー契約書の社内承認から契約締結までをシームレスに完結ー
株式会社ワークスアプリケーションズ(WAP)は、ワークスアプリケーションズ・グループが提供するノーコードワークフローサービス「HUE ワークフロー」と株式会社サイトビジットが提供する電子契約サービス「freeeサイン」について、4月26日よりAPI連携を開始したことを発表した。今回の連携により、社外との契約が発生する稟議や申請が「HUE ワークフロー」にて社内承認された後、後続する契約締結業務についても一気通貫で完結できるようになるとのこと。
他ユーザーとの相談機能やWebhookによる他システム連携などに対応した「楽々WorkflowII Ver.8.1」
住友電工情報システム株式会社は28日、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」の新版「同 Ver.8.1」を販売開始したと発表した。Webhookに対応し、既存のiPaaSと連携し、ノンコーディングでさまざまな要件の連携を実現することも可能になるとのこと。
ローコード・ノーコード
AWSのローコード開発ツール「Amplify Studio」が正式リリース。Figmaと連携してプロトタイプからコードを自動生成
Amazon Web Services(AWS)は、Webアプリケーションをローコードで開発できる、「Amplify Studio」の正式リリースを発表した。「Amplify Studio」は、AWSが提供するAmplifyブランドにおいてフロントエンドとなるWebアプリケーション開発の領域を担うツール。プロトタイピングツールのFigmaとの連携し、インポートされたコンポーネントから自動でReactのコードの生成が可能とのこと。
ファウンダーズ、数クリックで社内ツールからWeb3アプリケーションまで作れる日本初のノーコードプラットフォーム『ZeroOne』の提供を開始
ファウンダーズ株式会社 は11日、クラウドベースのノーコードプラットフォーム『ZeroOne』を正式リリースしたと発表した。『ZeroOne』は、ノーコードでシステム開発や変更ができる開発プラットフォーム。"ノーコード開発プラットフォーム"を基幹業務領域で展開していることが『ZeroOne』の大きな特徴としている。正式リリースにあわせSlackコミュニティも本格始動したとのこと。
SaaS・クラウド
Slack、「Salesforceとのより広範な統合」を発表。Salesforceクラウド接続、FlowやApexのサポートなど
Slack Technologies(Slack)は27日、コミュニケーションツール「Slack」のSalesforceのクラウドサービスへの接続機能を始めとした機能拡張を発表した。SalesforceのクラウドサービスへのSlack接続機能の標準搭載、「Salesforce Flow」をSlackから利用する機能、スクリプティング言語「Apex」のSlackからの利用の実現、などが可能になるとのこと。27日より広範なベータプログラムが開始され、Salesforceのクラウドサービスへの接続機能は今夏に一般提供開始の計画になっていると説明した。
Box Japanは21日、同社の2023会計年度(2022年2月~2023年1月期)事業戦略に関する記者説明会を開催した。前年比58%増の成長を記録した22年度の業績概要や、23年度の取り組みのポイント、新製品「Box Canvas」や新たに発表した「Box Enterprise Plus」エディションの紹介などを行った。