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Automation Tech NEWS | vol.15

BizteXのメンバーが気になったニュースをピックアップしてお届けします!

RPA・iPaaS

株式会社ニット、BizteX株式会社提供「robop」の導入により年300時間分の入社手続きに関する作業時間を削減

オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」を運営する株式会社ニットは、社内業務の自動化に、BizteX株式会社が提供するデスクトップRPA「robop(ロボップ)」を導入した。営業とマーケティング業務におけるKPIの進捗管理業務や入社手続きに関する人事業務など業務の効率化を目指し導入。入社手続きに関する人事業務について、毎日75分、月では1500分もの作業時間を削減したとのこと。これにより、メンバーのパフォーマンスと生産性向上につなげる。

ローコードとiPaaSは「2年以内に普及のピーク」 ~Gartnerが「クラウドプラットフォームサービスのハイプサイクル 2022年」を発表

Gartnerは2022年のクラウドプラットフォームサービスのハイプ サイクルで、iPaaSとローコードは2年以内に期待のピーク期を向かえると発表。2022年の世界のiPaaSエンドユーザー支出は、2021年から18.5%増の56億ドルになると予測しており、全世界のパブリッククラウドサービスへの支出は、2022年には前年比21%増の4,980億ドルになると予測した。

UiPath社、Re:infer社の買収を発表 自動化にNLP(自然言語処理)を統合し、顧客との日常的なコミュニケーションを強化

UiPath社は、Re:infer社を買収したことを発表した。Re:infer社は、英国ロンドンに本社を置く非構造化ドキュメントおよびコミュニケーションのNLP(自然言語処理)企業であり、英国ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)AIリサーチラボ出身で博士号を持つ複数の科学者によって、2015年に設立された。UiPath社の製品およびエンジニアリング担当エグゼクティブバイスプレジデントのテッド・クマートは自動化と人工知能(AI)は、”Fully Automated Enterprise™(完全に自動化したエンタープライズ)”というビジョンを実現する強力かつ自然な組み合わせと考え、UiPathが提供しているAIベースの自動化機能の幅を大きく広げ、数々の新しい自動化の機会をお客様に提供することが可能と述べている。

ベイシス、社内RPAの推進により手作業時間を4256時間削減

モバイルやIoTのエンジニアリングサービスを手掛けるベイシスは、第22期(2021年7月~2022年6月)の社内RPAの取り組みで、業務の手作業処理時間を4256時間削減した。第22期では、新規の取り組みで9部署(30ロボット)での運用を開始することができ、また、同社の全国拠点で日々施工している工事において全国的に共通する課題が2点解決された。

RPAの統合管理クラウドサービス「PixisCloud」が今秋登場!

業務プロセスのデジタライゼーションを支援するユーザックシステム株式会社は、DX実現に向けて自動化を進める企業の指針を提示する新サービス「PixisCloud(ピクシスクラウド)」の開発に着手したことを発表。同社は累計で1,600ライセンスを販売しているRPAツール「Autoジョブ名人」」を主力製品としており、複数の「Autoジョブ名人」を一元的に管理したいとの声が次第に高まってきたこともあり、各端末で実行するスクリプトやスケジュールを統合管理する機能「PixisCloud」の開発に着手したとのこと。
■主な機能
①開発したスクリプトのクラウド上での一元管理機能
②スケジュールに基づき、指定された実行用端末でスクリプトを実行(即時実行の指示も可能)
③管理者用ダッシュボードにて、スケジュールの調整や実行状況を確認

業務を自動化する、SaaS連携データベース「Yoom」がプロダクトパートナーとしてクラウドサインと連携

業務を自動化するSaaS連携データベース「Yoom(ユーム)」は、弁護士ドットコム株式会社が提供する「クラウドサイン」のプロダクトパートナーとして認定された。「クラウドサイン」と「Yoom」を連携することで、契約書の作成・送付作業を1クリックで実行し、契約が締結したらYoomのデータベースや各種SaaSのステータスを自動的に更新するといったことが可能になる。

RPAに業務を任せて自動化へ 日立ソリューションズがサービス連携ツール「Workato」を販売開始

日立ソリューションズは、アメリカのWorkato,Inc.と販売代理店契約を締結する旨を発表。ビジネスチャットやクラウドサービスなどと連携し、業務フローを自動化する「Workato」を12月10日から販売開始する。日立ソリューションズは、Workato向けに独自に開発した複数のRPA用コネクターを提供。これにより、導入企業はAutomation Anywhere, Inc.の「Automation Anywhere Enterprise」やUiPath, Inc.の「UiPath」、NTTアドバンステクノロジの「WinActor」などとの連携も可能になる。

ITマーケットトレンド

The Cloud 100 2022

Bessemer Venture PartnersとSalesforce Venturesが共同で第7回となるCloud 100を作成した。スタートアップから大手企業のテクノロジー分野で最もホットな企業をリスト化しCloud 100として選出している。今年のリストは、昨年よりも時価総額が1000億ドル以上増加し、従業員数も合計、平均、中央値で増加しており、これまでにない規模になっている。

ITR White Paper:業務自動化に向けた国内企業の現状と展望

業務自動化をテーマに、国内大企業(年商規模500億円以上)の部長級以上の役職者に対するアンケート調査を実施したホワイトペーパーを発表。本ホワイトペーパーでは、調査結果を紹介しながら、業務自動化に関わる企業の取り組みの現状と課題を明らかにするとともに、これからの自動化テクノロジの動向を考察している。

ソフトウェアビジネスの市場は前年度比10.2%増- 富士キメラ総研が予測

富士キメラ総研は8月16日、企業向けソフトウェアの国内市場を調査し、その結果をまとめた「ソフトウェアビジネス新市場 2022年版」を公開した。同調査では、業務システム14品目、CX/デジタルマーケティング9品目、情報分析3品目、コラボレーション11品目、プラットフォーム/インフラ12品目の計49品目の市場について、パッケージ/SaaSの2つの提供形態別に捉え、ソフトウェアビジネス市場の将来を展望している。注目市場として、「電子帳簿保存法改正関連市場」、「経費精算ソフト」、「Webデータベース/ノーコード開発ツール」を挙げ今後も市場は拡大するとみている。

SaaS・クラウド

株式会社アンチパターン、SaaS 開発を支援する SaaS「 SaaSus Platform 」 の β版を提供開始

「日本のソフトウェアエンジニアを憧れの職業へ」を理念に掲げる株式会社アンチパターンは、同社が保有する SaaS 開発のナレッジを SaaS 化した「 SaaSus Platform 」の β 版を、2022年7月30日に公開した。株式会社アンチパターンがもつ SaaS 開発のナレッジを集約し、「 SaaS 開発を支援する SaaS 」を開発・提供することによって、 SaaS 提供事業者の課題を解決を目指すとのこと。

ローコード・ノーコード

「ノーコード・カオスマップ」(2022年8月版)の公開について

一般社団法人NoCoders Japan協会は、ノーコード・ローコード関連企業・サービスが一覧化された「ノーコード・カオスマップ」の最新版(2022年8月版)を公開した。本カオスマップは、ノーコード・ローコード市場に存在する企業やサービスを一覧化することで、その多様性を可視化していくことを目的としているとのこと。

AI・ロボット

ソフトバンクロボティクスの人型ロボ「Pepper」、沖縄の無人ジムで導入

ソフトバンクロボティクスが展開する人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が、沖縄県北谷町の無人フィットネスジム「FOGO GYM & GOLF」に導入された。今回導入された12台のPepperは、 日本語・英語での対応が可能で、 予約システムと連携した受付をはじめ、ロッカールームの使用方法やゴルフシミュレーションシステムの説明など、 コロナ禍における非対面・非接触での店舗運営をサポートするという。

Xiaomiが1体1200万円以上の人型作業ロボット「CyberOne」を発表

Xiaomiが2022年8月11日に開催されたライブイベントで、高さ177cm・重さ52kgの人型作業ロボット「CyberOne」を発表しました。イベントでは、実際のCyberOneが舞台に登場し、Xiaomiのレイ・ジュンCEOに花を手渡すデモンストレーションも行われた。レイCEOは、「Cyber OneのAIと機械的機能はすべて、Xiaomi Robotics Lab が自社開発したものです。当社は、ソフトウェア、ハードウェア、アルゴリズムのイノベーションなど、さまざまな分野にわたる研究開発に多額の投資を行ってきました。AIを中核とし、フルサイズのヒューマノイドフレームを器とし、Xiaomiの将来の技術エコシステムの可能性を探る新たなブレークスルーとなる製品です」と述べた。

テクノロジー

17歳の少年が開発したモーターが「電気自動車の未来を変えるかもしれない」と注目される理由とは?

アメリカに住む17歳の少年が新たな仕組みを持つモーターを開発し、アメリカで開催された高校生の科学研究コンテスト・リジェネロン国際学生科学技術フェア(ISEF)で最優秀賞と7万5000ドル(約1000万円)の賞金を獲得した。電気自動車のモーターが潜在的に抱える持続性の課題について、レアアースが必要な永久磁石を使わない同期リラクタンスモーターを開発。このモーターが「電気自動車の未来を変える可能性を秘めている」として注目されていると、スミソニアン博物館が発行するスミソニアン・マガジンが報じている。

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