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#日刊DXNews エッグスンシングスジャパンが「CAS構想」を発表、LayerXが「LayerX Labs」を開設、中小企業のDXで日本のGDPは52.2兆円増-シスコ調査【2020/7/29】

7/29 DX Newsをお届けします。

①完全非接触・自律対話が可能な「AIアバターレジ」を2020年10月より店舗にて実証実験を開始

EGGS 'N THINGS JAPAN株式会社は、Withコロナ時代の飲食業界におけるDXとして、“Customer Along Service”の構想を発表。

また、次世代デバイスやAI、RPA技術開発を手掛けるウェルヴィル株式会社と共同開発した完全非接触・自律対話が可能な「AIアバターレジ」の実証実験を、2020年10月より店舗で開始する。

【“Customer Along Service” 各システム概要】
①事前注文システム
オンラインで事前注文、決済を行いすぐにテイクアウトできる。店舗側も調理タイミング、受注数の調整が可能になる。
②テーブルオーダー
テーブルにあるQRコードを読み取りオンラインで注文し、店員との接触機会を商品の受け取りのみにする。
③カスタマートラッキング
顧客の店内での位置を把握しスマートな配膳を実現。
④アバターレジ
AIアバターとの対話によって注文が可能。将来的には自動決済も搭載予定。


②LayerXが行政機関・中央銀行等・学術機関・民間企業との共同研究を手掛ける「LayerX Labs」を開設

ブロックチェーン技術等のテクノロジーを活用した経済活動のデジタル化を推進する株式会社LayerXは、「デジタル通貨」「スマートシティ」「パブリックブロックチェーン」の3つを研究開発の柱に据えた、「LayerX Labs(レイヤーエックス・ラボ)」を開設する。

「LayerX Labs」の活動は下記を予定しているとのこと。

①行政機関・中央銀行等・学術機関及び民間企業との共同研究
②基礎技術研究として学術論文の執筆やオープンソースコミュニティへの貢献(例:Anonify、Cordage)
③外部識者を招聘したアドバイザリーボード(仮)の設置
④ホワイトペーパーやニュースレター等を通じた研究成果の発信


③中小企業のDXで日本のGDPは52.2兆円増(シスコ調査)

Cisco Systemsは、アジア太平洋地域の企業を対象とした調査「2020 Asia Pacific SMB Digital Maturity Study(中小企業デジタル成熟度調査)」の結果を発表。

CiscoがIDCに委託して14の国・地域の1400社を対象に調査を行った。

中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が推進されることで、域内のGDP(国内総生産)が2024年までに10兆6000億ドルから14兆6000億ドルに拡大すると予測している。

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