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温故承新を商標登録しました。登録番号 第6558927号

今回の商標取得は苦労しましたが、取得することができました。これで、4つの商標を取得した事になります。一つは放棄したので、所有しているのは3つになります。

なぜ、温故承新を商標登録したのか?

一言で言うと、本気を示すためです。
コロナ禍の中、未来に向けた事業方針を模索していました。
地方では後継者不足が大きな経済課題、地域課題になっていました。山口県はワースト3位。これを憂う若き税理士と出会ったことが大きな切っ掛けになりました。後継者不足の課題に取組むM&A・事業承継の協同組合を設立することになり、ビジネスモデルを描き始めた際に、事業承継は「温故」から来ることを考え、これをただ継承するのではなく、新しい形で継承することが「志」につながることを考えて「温故承新」という言葉を創造しました。

事業再構築に取組む経営者が増えています。未来に向けた事業計画を作成する上で、知的財産の視点が欠けているのをよく見ます。本気度を示すには、知財を確保する姿勢が必要です。商品開発においても世の中に出すのであれば、プロモーションをするのであれば、商標を取得しておかないと経営戦略としてリスクがあります。本気を示す、リスク対策をする上で商標取得は意義があります。
そして、ブランドの再構築も事業再構築に結びつきます。無形資産に目を向けた経営戦略が必要になっています。

温故知新

昔の事をたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を導くこと。
書籍やセミナーでもよく使われる言葉であり熟語です。
老若男女問わず、自分自身を振り返って、何かを始める時には、温故知新でしょう。経営について考えても、事業の引継ぎを考えても大切な事だと思います。
誰もが使う言葉であるので、温故知新を商標を検索すると、相当な数が商標登録されています。

僕もセミナーで、温故知新を使っている時がありましたが、スタートアップや商品開発、ブランディングの仕事をするようになって、以前学んだことや、昔の事柄を今また調べなおしたり考えなおしたりして、新たに新しい道理や知識を探り当てるだけでは物足りなくなりました。

温故創新

温故知新に物足りなさを感じたのは、スタートアップでアントレプレナーの育成やコラボレーションでの商品開発、サービスの提供をコンサルティングしている時でした。コラボレーションでの共創、オープンイノベーションが始まった頃でもあります。
昔の事をたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を発見して新たなモノ・コトを創造する。
「そうだ!温故創新だ!!」
これを事業の「志」として展開していこう!
と、考えて早速、商標検索してみると、2005年4月に商標は取られていました。僕が考えたのが2008年だったので、4年前には申請されており、素晴らしい人がいるものだと感心しました。

商標は区分が違えば取得できます。そこで、コラボレーションでの商品開発を支援していた時に知り合った「大津屋」さんに提案して、事業の「志」として商標登録をされました。創業が1717年、新商品開発をすれば、まさに「温故創新」です。

温故承新

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故きを温ねて新しく承け継ぐ。
事業を創造するのは、未来を描くこと。
温故   知新 → 創新 → 承新
日本的な経営スタイルとして一番良いモデルだと考えています。
日本の活性化、日本の企業のグローバル化。地域の活性化。
資源を活かして資産にしていく。有数の無形資産を持った日本だからこそ描ける未来とビジネスモデル。それが、温故承新®
一つの大きな課題。温故承新®で活動するアトツギ。いわゆるプレイヤーの呼び名が課題となりました。

アトツギプレナーって良くない。

スタートアップでは、起業家をアントレプレナーと呼びます。
温故承新を事業展開する上では、後継者となるアトツギが主役になります。
特に期待したいのが、ミレニアル世代、Z世代のアトツギです。
アトツギにも様々なタイプがいますので、温故承新の「志」を持ったアトツギと区別できるような名称が必要でした。そこで、アントレプレナーからヒントを得て「アトツギプレナー」という名称を思いつきました。
温故承新の「志」を持ったアトツギを「アトツギプレナー」と呼んでいくこととします。

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