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フードロス削減通販サイト「Kuradashi」のビジネスモデルを図解しました

皆さん、こんにちは。
この記事では、図解総研運営のコミュニティ「図解総研+」で行なっている「勉強会」の内容を公開いたします!

●勉強会とは
図解総研+のメイン活動の一つです。
隔週開催で、図解の手法紹介やグループワークを通して図解を学びます。


先日行われた勉強会では、「ビジネスモデル図解を用いて実際のビジネスを図解してみよう!」というワークを行いました。

<図解したビジネス>

Kuradashi(クラダシ)

概要

  • フードロス削減通販サイトとして、このままだと廃棄されてしまうメーカーの商品を仕入れることで、フードロス削減に貢献しながら、格安で消費者に商品を提供しているサービス

  • 購入金額の一部が、社会貢献団体に寄付される仕組みになっている


勉強会はzoomを使ったオンラインのワークショップです。
↓のように、kuradashiの図解に必要な情報が何枚かのGoogleスライドで共有され、

制限時間30分で各々図解をスタート!

図解の穴埋め(時間があれば+で別パターンの図解)を行います。

すでにアイコンが配置された状態だし簡単かんたん、と思っていたのですが、できた図解は人によって様々で面白い結果になりました!

<メンバーの回答>

同じアイコンの配置でも、言葉使いや補足の内容でかなり印象に差が出ています。図解は、伝える人の解釈によって正解が異なるというのが良くわかる結果です。
また、何人かのメンバーはお金や情報の矢印を編集したパターン2も作成してくれました。

<回答例>

メンバーの図解をみんなで見た後は、一応想定していた回答例の解説と全く別解釈で行なった図解の紹介を行います。

  • 回答例

  • 別解釈の図解

別解釈の図解では

  • 左:事業価値を「フードロス削減」でなく「メーカー側のコスト削減」によるものとした図解

  • 右:Kuradashiのメイン利用者をメーカーとした図解

の2パターンを解説!

ビジネスモデルに限らず、何かを図解する際は「誰に」「何のために」図解を行うのかがとても大事になってきます。
この別解釈の図も、どれも間違いではありません。

図解を発表する目的によって様々な解釈ができるように日々図解の訓練を積むのが大事ですね!

<最後に>

今回の紹介これで以上です!勉強会の内容自体はメンバーのリクエストや興味のある分野によって柔軟に変わって行きます。

図解総研+は、図解×研究の会員コミュニティです。以下が概要になっています。

「図解総研+」は、ビジネスモデル、会計、政策、共創、などこれからの時代に求められるビジネスを考えていくうえで必要になる考え方を学び、実践する場です。共通言語が図解で身につき、社会のことを見据えながら図的なアウトプットができ、コミュニケーションコストを減らせるようになるコミュニティにしていきます。弊社「図解総研」を組織としてひとまわり拡張するようなイメージで「+」を加え、より多様な人が参加できる研究のための場として設立されました。図解総研+はズカイソウケンプラスと読みます。

「ビジネスモデル2.0図鑑」(KADOKAWA)や「会計の地図」(ダイヤモンド社)を出版し、多くの方に反響をいただきました。ビジネスモデルや会計などの領域では、概念がむずかしいために理解が難しく、コミュニケーションコストが高くなりがちです。 そこで図解総研+では、共通のフォーマットで図解したフレームワークを使うことで、コミュニケーションコストを下げ、理解するために使う時間を減らし、もっと新しいビジネスモデルを生むための時間にしたり、新たな価値を考えていきたいと考えています。

ここに参加する方は、まずは基礎的な知識として図解総研がもつビジネスモデル等のフレームワークを学びながら、これからの時代に求められるビジネスについて図解で読み解いたり、みんなでリサーチして面白いビジネスモデルを発見・シェアしたりします。自ら興味のあるテーマを掘りさげるための研究を推進することもできます。求められるのは、好奇心と探究心です。 図解はコミュニケーションを促します。図解はものごとを構造的に読み解くレンズになります。図解を通じて社会の見方を学び、社会をすこしでも前に進める力をみんなと一緒に生み出していきたいと思います。ぜひ一緒に図解で世界を見る力を養いませんか。

https://plus.zukai.co/about

もっと知りたいと思った方は、以下に詳しく内容を説明しています。また年明け1月から新たなメンバーを募集予定です。ぜひ図解総研+を覗いてみてください!

▼詳細はこちら

以上、図解総研+の勉強会ご紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。サポートは「図解総研」の活動費として使わせていただきます!