これもビジネススキル!“チームのため”に助けを求める「ヘルプシーキング」とは?
こんにちは!Bizer teamカスタマーサクセス担当の岩本です。
突然ですが、みなさんは「ヘルプシーキング」という言葉を聞いたことがありますか?
「ひとりで抱え込まず、周囲に助けを求める“ビジネススキル”」のことを指すそうです。
今回は、Bizer teamと同じ「チームの生産性向上」に通じるテーマとして、小田木 朝子さん著書の『仕事は自分ひとりでやらない』で紹介されている、「ヘルプシーキング」についてご紹介します!
読んでいる皆さんにとっても、チームとしての成果を常に最大限に、かつそれぞれが働きやすい環境を作っていくため参考にしていただけたら嬉しいです!
「ヘルプシーキング」とは?
ヘルプシーキングはチームのための行動
言葉の定義は先述の通りですが、注目ポイントは、ヘルプシーキングは”ビジネススキル”であり、個人だけでなく、組織やチームで求められるスキルという点です。
自分でなんとかしないとと働く時間を増やしたり、頼むことが申し訳ないなと罪悪感を感じてしまったり、自分ひとりではできないので新しいことへの挑戦に抵抗が…という方もいるかもしれませんが、それは実は思い込み…!(本書では「『全部ひとりでやらなきゃ』という病」とも記されています😂)
ひとりで困ってしまう理由も、時間やスキル・経験…等様々あると思いますが、考えていて止まってしまう時間、無理をして辛くなってしまう時間は本人にとってはもちろん、チームとしてもマイナスなのです。
このような前提に立ち、助けを求める=甘えや逃げ なんてことはなく、「仲間のためにひとりで抱えない」という風に考えてみましょう!
周囲の人のスキルや考え方を取り入れることでよりよいアイディアが生まれますし、失敗してもチームの糧になる!誰かが助けてくれる!と思ったら新しいことにも挑戦しやすいですよね。
そして自分だけで対応が難しいときには業務をお願いできる環境はみんなが安心して働けるため、持続可能なチームになります。
ヘルプシーキングを組織で実践することで、面白い挑戦が増えていく、より素敵なチームに成長する気がしませんか?☺
実践には何をすればいいのか?
ヘルプシーキングは「緊急時」より「平常時」
では具体的には何から始めたらいいのか?を考えてみましょう。
本書にはヘルプシーキングの実践方法のポイントは ①仕事のやり方 ②仲間との関係の築き方 の2点と書かれています。
【チェックポイント①「仕事のやり方」】
・必要な情報はオープンにできているか
・業務ルールや仕事の進め方は適切か(効率的か)
・仕事の目的や状況が簡潔に説明できるか、など
【チェックポイント②「仲間との関係の築き方」】
・オープンな自己開示ができているか
・仲間に関心を持ち、相互信頼関係があるか
・日々の仕事やミーティングの中で助けを求めていい場があるか、など
どちらにも共通することは、まずはチームと各個人が情報をオープンにすること。業務でいえば、お互いが何をやっているのか共有することで具体的に関心が生まれ、いざというときに助けやすい、助けを求めやすい状態につながります。
リモートワークが進んで、気軽な相談がしにくいという人もいるかもしれません。あえて、「困りごとを何でも解消できる機会」として定期的に時間を設定したり、話をしやすいように会議のビデオはONにして会っているような感覚を作ったり、メンバーからの相談ごとには前向きに応じることで情報共有しやすい雰囲気をつくったり、情報共有がしやすいツールを活用したり…とチームのマネージャーがメンバーが業務をオープンにしやすい雰囲気や仕組みを作っていくことが大切です💡
(業務の可視化や日々の進捗の共有にはぜひBizer teamをご活用ください☺)
助け合える体制を作っていくのは、まさに防災と同じ考え方で、緊急時ではなく平常時。メンバーの急な異動やお休みでバタバタ!とならないように準備しておきたいですね💪
Bizer teamを武器に「ひとりでやる以上の成果」を!
以上ヘルプシーキングについて、抜粋して紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
詳しく知りたい方は、小田木朝子さんの「仕事は一人でやらない」、読んでみてください!
各自が持っている大切な仕事をBizer teamでわかりやすく、かんたんに!
そして”自分の仕事”を超え、”チームの仕事”と認識することで、より働きやすく、新しい挑戦も増やしていけるのではないかと考えています。
既に取り組んでいるチームもこれからのチームも、何かの気づきになっていたら幸いです🙌
参考導入事例:労務未経験者の入社を機にBizer teamを導入!「個人主義」から「一体感を感じられるチーム」へ