【BI-TO #02】島のあかりを子どもたちに繋ぎたい 頭島あかりまつり・初代実行委員長 松﨑啓三さん
かつて、頭島のお祭りには、島民がそれぞれの家で作った行燈(あんどん)を神社境内までの道の脇にならべてお供えする風習がありました。ところが近年、人口の減少に伴いその風習もすっかり廃れ、いまではほんの数個の行燈がおいてある程度になっており、なんともさびしい限りです。
———「再び、行燈の並ぶ島の夜を再現したい」
そんな思いを込めて、島民や地元の方々、そして観光客の方々と一緒に、行燈をつくるところから参加できるイベントを企画し、2018年に始まったのが「頭島あかりまつり」です。