出世の近道は最初の仕事を何が何でも成功させること

転職・就職・職場異動など新しい職場で働く場合、初めて担当する仕事は何が何でも、どんな手を使ってでも成功させることが出世や会社でのポジションを確立させるための近道です。
なぜなら、周囲の人（一個上の上司だけでなく、部長クラスや会社規模では社長や役員レベル）が絶対に注目してくれる機会であり、あなたのイメージがそこである程度、確立してしまうからです。

最初、周囲の人は、「こいつはどのくらい出来る人間なんだ？」という目で見ています。
・期待以上にこなす人間なのか？
・期待通りの成果で終わる人間なのか？
・期待未満の成果で終わってしまう人間なのか？

この最初のタイミングでもしも、成果を出せずに終わってしまうと
「こいつは、多分ダメなやつだな。」
というイメージを抱かれて、出世や会社でのポジション確保が遠回りの会社員人生になってしまうでしょう。

逆に、最初の業務を期待以上の成果で締められたら、
「こいつは、これまでの人よりも凄いのかもしれない。」
「こいつは、自分のチームを強くするためには不可欠な人材かもしれない」
というプラスなイメージを抱いてもらえて、重要な仕事であったり、他部署から頼られ、仕事の幅が勝手に広がるなど、最初の実績があなたの資産となり、人から人へとプラスの尾ビレ背ビレをつけてブランディングをしてくれるようになります。

最初が一番、期待を上回りやすい目標だったりする

いきなり初日から部署のトップと同じレベルの目標を設定される会社は0ではないかもしれませんが、大半は期待以上の成果を出すのは容易な目標が設定されているでしょう。

最初だから、目標が達成できなくても仕方ない。という目で見てくれる職場も多いでしょうが、それでは周囲の人と同じで埋もれてしまい、最短ルートで出世することは難しくなります。

ポイントは、「達成できなくても最初だから仕方ない」という周囲の期待値が通常よりも低いという点です。
そういった環境下で目標を大幅に超えてくる成果を出してくる人間がいたら、あなたはどう思いますか？
今、あなたが思った事を上司も、その上の上司も思うでしょう。

会社で出世するには、権限がある人に引き上げてもらうのが一番

結局、出世するかは上司から認めてもらえるかどうかです。
認めてもらうには、人と同じ事をしているだけではありません。
人と違う事をするには、沢山チャレンジできる環境に自分を置けるかどうかに掛かっています。
チャレンジできる環境を手に入れるには、まずは「成果」という実績が必要です。
その成果を一番得やすいのは、何回も言いますが「最初の業務」です。

「最初が肝心」

新天地で出世したい、ポジションを確保したいとお考えの人は、ぜひ最初に全力投球してください。