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「こうなりたい」の見つけ方(社内向け) 

達成するために何が必要かが明確になりやすいので、大谷翔平選手も実践されているマンダラチャートで目標設定を推奨しています。以下の3ステップで日々のアクションが明確になります。


ステップ1:大きな目標を立てる(年間目標)

 まずは目標を設定しましょう。仕事を通じて、なりたい状態やあるべき姿を一番に考えてください。
目標がいくつかある場合は、なるべく一つに集約してわかりやすいワードにすることがコツです。いくつかある目標は、大きな目標を達成するための要素になるとよいです。
 一番大きな目標として、ひと言で表現できるとゴールがわかりやすいです。それを中心のひとマスに記入します。

例えば、
・部署での成績No.1になる。
・社内でトップの成績を残す。
・〇〇に昇格する。
・年間売上〇〇億円達成!
・後輩に慕われる先輩になる。
・上司に頼られるようになる。

先輩社員がいるのに自分がトップを目指すなんて、と考えなくて大丈夫です。あなたが入社1年目でも5年目でも、目標設定に他人は関係ありません。

ステップ2:大きな目標を達成するために必要な要素

 大きな目標が設定で来たら、それを達成するために必要な要素、達成するために今の自分にかけているものを探してください。
例えば、売上No1を目標とした場合、何が必要ですか。
①月次の稼働人数が何人必要ですか。
②売上単価はいくらくらい必要ですか。
③稼働人員を増やすために何が必要ですか。

 必要十分条件を満たすためには、人を引き寄せることが必要です。
要員さん、パートナーさんに信頼される必要もあると思います。
そのために必要な要素は何ですか。
・業界の知識が豊富である。
・案件概要についての理解が深い。

知識が豊富だと多少条件に満たないスキルの要員さんでも営業力でカバーできる可能性が高まります。そうすると要員さんやパートナーさんから頼られて人が集まってきます。
 では、業界の知識を増やすためには何が必要ですか。
・協力会社さんとの打合せを増やすことで、業界の知識を蓄える。
・稼働している要員さんに聞いたり、新規登録のエンジニアさんとの面談で業界の知見を蓄える。

(一回の面談で得られることは何か、どんな質問を用意しておこうかと考えることで面談の質も高まりそうです。)
他には、
・業界の人が集まる交流会に参加する。
・幅広く人材業界の人が集まる交流会などにも目を向ける。

業界の知識としては、契約形態についても知識があったほうがよさそうです。
・人材派遣についての知識を蓄える。
・人材採用全般についての知識を増やす。
・人事、採用についての社会的な動きについての知識を増やす。

希望者には、日経電子版のアカウントを作成しています。
人事について興味を持つことにより、社会保険労務士のテキストが机においてある社員もいます。(試験勉強として取り組んでいるかどうかは、わかりません)

 他に必要な要素として、資格取得もひとつです。
IT関連の基本的な資格取得をしても良いと思います。
(ITパスポートやMOSや基本情報技術者など)
資格取得するためには、何が必要ですか。
・テキストを購入する(1日でできますがこういう要素目標もありです)
・週1日は昼休みに勉強する
・通勤時間にテキストを読む

 業界を問わず、営業などで高い成果を生み出している方には、人間的な魅力を感じることが多いです。
仕事だけではなく、プライベートも充実している様子からそう感じることがあります。仕事しかしていない人よりは、趣味など仕事以外の時間も楽しんでいると良い気がします。仕事も頑張れて目標達成に近づきそうです。
そうすると、
・月に1回は仕事の後に友だちと食事に行く
・韓国語教室に通う
・年に1回は海外旅行に行く

自分や家族へのご褒美を目標にしても良いです。

ステップ3:ひたすらマスを埋めていきます。

 どんな人が成果を出せるのかということを客観的に考えて、それを要素目標にすることでマスを埋めていきます。簡単にできることばかりではなく、年単位で目標とする内容もあると思いますが、それも記入してください。本当に必要なことであれば、翌年度に持ち越してでも目指すことが大切です。
 「こんな人が成功している」というのは、ふとした瞬間に浮かぶこともたくさんあります。「この人のこの感じ好きだな」と思ったときにメモしておくと良いと思います。


参考:7つの習慣

 世界的に有名なビジネス書を参考にするのもよいです。
この本には、成功につながる要素がまとめられています。
「靴を脱いだら揃えましょう。」
「最後に使い切ったら補充しておきましょう。」基本的なこととしては、他人と生きていく上で、大事なこととして教育の現場や社会人向けのセミナーなどもあります。
嫌われるより、好かれるほうがよいです。
助けてもらえないより、助けてもらえる方がよいです。
 こういう中から、自分に足りないものや伸ばしていきたいことを見つけるのも一つだと思います。

・物事に向き合う姿勢、ものの見方、考え方、捉え方
・自分がコントロールできることについて知る、振り返りをする
・どんなゴールをイメージして、アクションの選択をするか
・大事なことを優先する、時間の使い方
・自分のことだけでなく他人のことも気遣う
・他社との違いを受け容れる、その上で自分のことも知ってもらう
・自分一人でできないことを他者と一緒に大きな成果にする
・バランスよく学び、経験し続ける

 他にも、ビジネスで成功している人の仕事の取り組み方や時間の使い方などは、たくさんあります。そんな中から、どうありたいかを探すのも自己成長するためのコツです。

 高い目標を設定し、要素目標がたくさん出てくると足りないことが多いなと途方に暮れてしまうことがあるかもしれません。しかしそれが、成長へのチャンスです。目標を持たずに生きるのも人生目標を持って生きるのも人生ではあるのですが、一緒に働く仲間として、仕事を中心とした目標を共有することができれば嬉しいです。
 『成果を上げるためにプライベートの充実が大切です。なので今年は、有給休暇を使って1週間旅行に行きます!』でよいです。ちゃんと休んでもらえるようにどのようにフォローできるかと考えることが私の要素目標に加わります。

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