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「植毛術後ダウンタイムを早く乗り切るための生活の仕方、ケア」とは?【第30回 国際毛髪外科学会②】

さて、①では、植毛手術後にダウンタイムを早く乗り切るための食事について述べましたが、②では、ダウンタイムを早く乗り切るための生活、ケアについてお話ししようと思います。

前回のお話しでも出ましたが、麻酔薬は本来体にないものであり、早く排泄が望まれます。そのための工夫として

術後1週間が過ぎて、移植毛が安定したらサウナに入ることがダウンタイム軽減には良いと推奨されていましたが、サウナは術後1週間ではさすがに危険と考えています。私はサウナに入るのは最低術後2週間経過してからとお伝えしております。

また、浮腫や腫脹が少ないということは患者様にとって早く術後復帰できるということにも繋がりメリットが多くあると考えられます。

私が植毛術後の腫脹や浮腫軽減のためにおすすめしているのは、

・ヘッドアップ姿勢(心臓よりも頭が高い状態を保つ)
・術後3日は安静で、その後は、徐々に歩いて良い(激しい運動はダメ)
・座位もしくは立位を意識する(あまり横にならない)

です。特に術後3日〜4日には麻酔の影響や手術の侵襲(穴あけ)の影響でまぶたが浮腫むという経験は植毛手術を受けた患者様は通る道ではないでしょうか。
こういった現象を最小限にするためにも早く麻酔薬が代謝されるような適度な歩行も大切になってきます。

また、サプリメント摂取としては
Milk thistle and dandelion(ミルクアザミとタンポポ)を内服することで薬剤の代謝を早め結果的に浮腫予防といった効果も期待できるとのことでした。

このサプリは日本ではあまり馴染みがないものの海外では美容外科手術および植毛手術後に摂取を推奨していることが多いです。

手術時にはなるべくダウンタイムが軽減したり、痛みを抑える工夫をおこなっております。また、麻酔薬の組成も工夫しておこなっております。

それではまた次回お会いしましょう。

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