あくありうむ。 感想メモ
『あくありうむ。』というゲームをプレイしたので感想というかメモ
※チャプター2までのネタバレを含む感じの内容になってるかも
◇ボリューム
音声をすべて聞いたわけではないが4時間くらい
一般的な恋愛アドベンチャーゲームの個別ルートくらいのボリュームかも
イベントCGは23種類+SDイラスト4種類
2,420円と考えると十分すぎるくらいなのでは
◇システム面
コンフィグ画面は充実している方だと思う
BGMの切り替わりのタイミングで曲名が表示できるのは嬉しい
セーブスロットは60
最近よく見る、お気に入りボイス機能はなし
主人公以外の視点に切替わる際のアイキャッチも良い
エフェクトや立ち絵の表情差分も十分
UIのデザインも淡いピンクで良い感じ
システムボイスもしっかりあって嬉しい
◇曲
BGMは14曲、何気に良い曲が多い
OPの『未だ、青い』は最強、タイトル画面で流れるので起動するだけで得
EDの『カシオペア』はただでさえ名曲なのに、クリア後は最高になる
主題歌CDとサントラCDがついてくる特典版を買っても良かったと思える
◇イラスト
立ち絵、CG、SD、背景どれも高クオリティ
キャラデザ最強
衣装デザインとかも良い
◇声
演技はかなり自然で良い感じ
モブ等の自身以外の声もあててたりしてました
◇キャラクター
◎主人公(テオ=フランソワ):フランソワ家の次期当主、敬語口調
幼少期の思い出を失った記憶喪失系主人公
ヒロインの為に頑張るので良い感じ
◎湊あくあ:新人メイド、ドジっ子、平民
魅力的なヒロイン、声ふくめて構成要素すべてが良い
◎宝鐘マリン:先輩メイド
基本お茶らけているが大事な場面では空気の読める有能キャラ
作品の雰囲気を明るくしてくれていて良い
◎白上フブキ:主人公の姉、領地を管理している
貴族としての振舞いを優先しつつも何かと弟想いで良い
劇中では『フブキ』と表記されるので『フブキ=フランソワ』なのかは謎
ケモミミの存在は仕方がない
どのメインキャラも好きになれた
◇シナリオ
シナリオを勝手にパート分けしての一言感想
過去回想
こういう幼少期の出会い良いキャラクター登場・屋敷での日常
登場人物が魅力的なので楽しく読めたヒロインと仲を深める・告白
主人公とヒロインのやり取りが非常に良い
ここまでチャプター1(体験版もここまで)身分差恋愛を認めてもらう為の実績づくり
屋敷の外でのエピソードになってて楽しくて良い
作品のテーマみたいなものが本格的に描かれ始める章
曲の使い方が上手い
ここまででチャプター2チャプター3以降
人を選ぶかもしれない展開
個人的には好み、泣ける感じになってる気がする
白上フブキさんと宝鐘マリンさんのエンディングについては、コメディに振り切ってる感じで良かった。
ある意味、本編以上にお二人のキャラクターを強く感じられるルート。
総評的な感じを言うのであれば、登場人物に魅力を感じるのならばオススメできる作品だと思います。
値段とボリューム的にも気軽にできる範囲だと思いますし。
◇余談・雑感・蛇足(プレイした経緯とか)
自分語りにはなりますが、VTuberを見たりするものの『あくありうむ。』に出演されている方々の配信は見たことがありませんでした。
なので作中に出てきた配信ネタみたいなものも分かっていな感じです。他の方の感想ツイートで初めて元ネタを知ったりしてます。
そもそも「見たことがないVTuber主演のゲームをプレイしてみる」という誰に向けてるかも分からないネタのために始めましたが、思っていた以上に楽しめたので、こうして感想を書いたりしています。クリア後、湊あくあさんのYouTubeチャンネルを見に行きました。
歌枠のアーカイブがあったので見ていたのですが、『# あくあ色ぱれっと』という曲を聞いた瞬間「この歌詞 知ってる!」となってテンションが上がるという経験をしました。
既存のオリジナルソングも劇中で使用されてるとは思いませんでした。
割と嬉しい体験でした。
VTuberのオリジナルソング、普通に名曲があるので良い。薄ピンク色っぽいスイッチ(Switch Liteコーラル)でプレイしたので、この作品のイメージカラーと良い感じにマッチしてました。
ダウンロード版でプレイしましたが、完全生産限定版についてくる『書き下ろし小説&朗読CD』が聞きたくなったので買いました。
結果的に2,420円(DL版)+8,778円(限定版)になり、一番特典内容が充実しているhololive Official Edition(10,000円)を超えてしまいました。
◇さいごに
VTuberが自分自身を演じるゲームという面白い試みの作品なので、VTuber文化に触れている人は面白く感じる作品だと思います。
ヒロインが魅力的すぎたので、しばらく喪失感を抱えながら過ごすことになるかも。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?