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ああ懐かしのうみのこ

こんにちは、琵琶近江商店のひろもりです。
各都道府県、義務教育の中で「県の特徴」から学ぶ行事があると思います。
滋賀県の特徴…それぞれ意見はあると思いますが大多数の方が「琵琶湖」をあげると思います。
県の中心に鎮座する湖…シンボルマークと言っても過言ではありません。
なので、小学生の頃は琵琶湖に関する学習に幾度となく触れてきました。
といっても、小学校によっては様々で、私の所属していた小学校は琵琶湖は学区内にないものの、近かったため学習の一環に組み込まれていましたが、もちろん山に近く琵琶湖が遠い学校もあります。
ですがほぼすべての滋賀県内に住む小学5年生が参加!
滋賀県ではそんな琵琶湖密接スペシャル行事が滋賀県の教育に組みこまれています。

湖の上で生活をするフローティングスクール

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フローティングスクールとは滋賀県立びわ湖フローティングスクールのこと。
滋賀県在住の小学5年生などを対象に学習船「うみのこ」を運営する県の機関。事業主体は滋賀県教育委員会だそうです。
フローティングスクールでは「うみのこ」に乗り、2日間船の中つまり琵琶湖の水上で生活をします。
その中では自分の学校だけではなく複数の学校が同じ船に乗り込んでいます。
いつもと違う環境と初めて出会うまだ知らぬ友。、日常の学校では味わえない"本物体験"・"感動体験"を通して、主体的・対話的に学びを深めていくことを重要として学習活動を行います。
船は人を鍛え、規律を教え、心と心を通わせ、視野を広げ、夢とロマンを与える…
フローティングスクールに船の知育的機能として掲載されていました。
わたしが通っていた小学校は生徒数が多く、同じクラスになったことがない同級生は名前や顔もわからない…なんてことも
たくさん生徒がいると言っても行動するのはいつも同じ数人。
そんな代わり映えしない人間関係だったので
違う学校の人と交流し、生活するのは最初は少し緊張していましたが
いつもと違う環境で同じ経験を共有していく…小学生という柔軟な年頃のおかげかとても楽しかった記憶があります。

学習船うみのこ

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こちらはWikipediaに詳しく掲載されていましたので引用させていただきます。

初代
船内の旅客施設は、主たる利用者である小学5年生を基準としたサイズで設置されている。各室定員20名の宿泊室(大部屋)、学習室、食堂(定員110名)、会議室、見学室など船内設備のほか、カッターボートを搭載。また、バリアフリー設備として車椅子用の搭乗リフターやエレベーターが設置されている。船舶の運航業務は琵琶湖汽船が、食堂の給食業務は子会社の琵琶湖汽船食堂が受託していた[12]。
2018年の2代目就航後は大津市今堅田の湖上に係留され県内の自治体や民間への売却を計画したものの売却合意に至らず、2019年4月に廃船が決定された。
2代
初代船の老朽化に伴い、2018年度より就航。建造にあたっては2008年に創設した建造基金、ふるさと納税を活用した寄付のための条例が設けられ、クラウドファンディングを用いた支援も行われた。
Wikipedia

私たちの学年が乗ったうみのこは1代目うみのこ。
2代目に変わっていたことも、クラウドファンディングの支援を募っていたことも知りませんでした。
1代目うみのこが滋賀県重の小学生に船の楽しさや琵琶湖の雄大さ大切さを伝えていたように、2代目うみのこもまたその役割をしっかりと伝えているのだと思います。

うみのこの思い出

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フローティングスクール、うみのこといえば船内での学習…正直もうあまり覚えていません。
ぼんやりと楽しかったことや、学年の人数が多かったので他校の人数が少なかったこと…鮒の解剖を真剣に行いました。
魚をさばいたのは後にも先にもあの時のみです。
あとは、無性に美味しく感じる2日目の昼食にでたカツカレーの記憶です。

うみのこカレー

その記憶にも残っている「うみのこのカツカレー」
ゲレンデで食べるカレーが美味しいと言われるように、船の上で食べるカレーもまた格別。
そんなカツカレーが滋賀県内のセブンイレブンで期間限定発売されると聞き、早速発売日に喜び勇んで買いに行きました。


なるほどなるほど…確かにこんな味でした。
このカレーが世界一絶品!というわけでは…ないのですが、うみのこカツカレーの味は格別。
水上で生活をしたという稀有な記憶とともに舌が懐かしく感じます。
ちなみに県外に住む2人の弟に連絡していると「全く覚えていない」とのこと。
2人が薄情なのか、わたしの記憶力がいいのかわかりませんが、コンビニで発売するぐらい滋賀県民の思い出の味だということに変わりないのだと思います。

ああ懐かしの

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思わぬ懐かしさを味わうことができる「うみのこカレー」
乗ったことがある人も、またそうでない人も、子供さんが乗った人も
機会がありましたらぜひ一度ご賞味ください。
カレーが琵琶湖の大切さを思い出させてくれる、とっても優しい味がします。


琵琶近江商店でも懐かしい記憶が思い出されるような、ホッとする味のお惣菜や郷土料理、お米をご紹介しています。ぜひ、遊びに来てください。

琵琶近江商店
滋賀県、琵琶湖の北部(湖北地方)から湖北地方で、農家さんや漁師さんがつくった湖北の「ええもん」を紹介・販売しております。
本店:https://biwa-oumi.com/
楽天市場:https://bit.ly/376gkaM
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