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西洋芝のオーバーシードに挑戦する

 noteに芝生のことを書くようになってから、ツイッターやfacebookなどのSNSを通じて芝生好きの皆さんと会話をする機会が増えてきました。これが地味に嬉しい。うちの近隣マンションの1階にあるお宅はどこも芝生が生えてるはずなんだけど、20年住んでるのにご近所さんと芝生の話をしたことがなくて…。

 今回のnote記事は、先週の4連休に夏芝(高麗芝)から冬芝(西洋芝/ペレニアルライグラス)への切り替え作業を、いわゆるオーバーシード(上から種を播く、の意)を行ったので簡単に記録しておきます。(2020/9/21,22作業)

夏芝を短く刈り込む

 1cm高に刈り込みます。まずは周辺部を芝切りバサミで。本当はハンディタイプの電動芝刈り機を使いたかったのですが、歯が錆び付いていて使い物にならなくなっていたので。おかげで十二分に手首の鍛錬ができました。

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 次に今年登場の新兵器(電動芝刈り機)を使って全体の散髪。ほとんど地面が見えるぐらいに。こうすることで種を播いて目土を被せた後に、出てきた芽にも陽が当たるように(ってことなんだと思ってます)。

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 今年は1cm高に刈り揃えたところでクロッカスの球根を植えたのですが、それはまた別の機会に書きます。周辺のカットが前日作業、一面の低刈り作業が翌日の午前中。クロッカスの球根植えが午後イチ作業(約1時間。曇っていて涼しくて助かった)。ここで一休み。夕方にいよいよ種播き作業です。

種を播く

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 播くのには便利な道具が色々とあるようなのですが、私は昔から手で播きます。ムラになるのを避けるために3回ぐらいに分けて播くようにしています。今回使った種は上の写真のもの(ペレニアルライグラス)が2袋分。春先に夏芝への切り替えがしやすいように、暑さに弱いように品種改良されてます。少し余らせておくと、ムラができて薄くなったところに後で足すことができます。

目土を被せる

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 次に目土をふるいを使ってうっすらと被せて、レーキの代わりにプラ製熊手の背中で(爪を立てないように裏返して)被せた目土を均します。ものの本には刈り込んだ後にサッチ(枯れた芝草)を取り除いてから、目土は3−5mm被せるんだとも書いてあるのですが、うちは日当たりがいいせいか、いつも大雑把に刈りカスを熊手で集めて、種を播き、薄めにアバウトに目土をかぶせるぐらいでちゃんと芽が出ます。

一週間ほど十分に散水する

 目土をかぶせて散水したところで日没になったので、作業終了の写真は撮れず仕舞いでした。記事冒頭の写真がそれに近いかな。一週間は夕方もしくは早朝にたっぷり水をあげています(今朝はサボったけど)。半月ぐらいで芽が出てくるはず。毎度のことながら芽が出てくるのが楽しみです。

 先日の台風で種が相当流れてしまった可能性もあるので、もう一袋種を買い足しました。芽の伸び方を見て二度目の種まきをして(あまりやりすぎると春先になかなか枯れてくれなくいてかえって困る)もう一度目土を入れる予定です。

🍌

【10/3 追記】
2週間経った状態がこちら。ムラはあるし、土の覆い方も不十分な割にはそこそこ伸びてきました。10月下旬にもう一度播けばなんとかきれいになるかな。

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