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大切な友人だから嘘はつきたくない。10年来の信頼が紡いだ“ご縁”

ビットキーnote編集部です。
今回から「Our Connect Story」というタイトルで、リファラルした・リファラルされたメンバーの声をお届けします。

「リファラル採用」とは、自社の社員から友人・知人を紹介してもらう採用手法のことを指します。ビットキーでは現在在籍するメンバーのうち約3割がリファラル採用経由です。

転職という人生のターニングポイントにおいて、二人の間にどんなドラマがあったのか。この企画を通して迫っていきます。

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(左)片桐 大輝(Member Experience)

新卒で決済代行サービスの業界大手へ。営業チームのマネジメントを経て、人事総務の幅広い経験を積む。現在はオフィス移転プロジェクトをリードしながら、文化醸成やコミュニケーション施策を担う。2021年2月入社。

(右)中島 啓介(Sales)

新卒でリクルートに入社、MaaS系スタートアップの事業企画を経てビットキーへ。現在はセールス業務を中心に、アライアンスや事業企画、商品企画を担当。2020年3月入社。


ーーリファラルされるまでの経緯を教えてください。

片桐:転職を検討し始めたタイミングで、大学時代の仲の良い友人たちにオススメの会社を質問したことが始まりです。そのときに中島から、「今ビットキーっていう会社で働いているんだけど片桐に合うと思う。一度話聞いてみない?」と誘ってもらいました。

中島:「合いそう」と「一緒に働きたい」は最初からめちゃくちゃ言ってましたね。

片桐:正直、結構嬉しかったです(笑)。

ーー中島さんは片桐さんのどんなところがビットキーに合うと感じたのですか?

中島:片桐は自分で考えるのが好きなタイプだし、基本的に妥協しない性格なんです。ビットキーでは自分の頭で考え抜ける人が求められているので、彼の活躍イメージがおのずと湧きました。

片桐の場合は、この環境に入れば彼自身も心地よさを感じるという確信に近いものがありましたね。思考性もそうですが、片桐の目指す姿の延長線上にいる人も、片桐が持っていないスキルを持つ人も、いずれにしてもロールモデルになれそうな人がビットキーにはたくさんいると感じたんです。

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片桐:中島は僕の「ロールモデルがほしい」という潜在的ニーズを見抜いていたんですね。もともと転職を希望したのも、自分自身がシニアメンバーという位置付けになり、上の世代から刺激を受ける機会が少なくなったことが理由の一つでした。刺激というよりは安定という感じで、それもそれで素晴らしいのですが、まだまだ全力でバットを振りにいきたいという気持ちを抑えきれなくて。

ーー実際にビットキーで「ロールモデル」と出会えましたか?

片桐:特定の誰かというよりも、様々なメンバーから常に影響を受けていますね。以前CEOの江尻さんと一緒に商談に出たんですけど、江尻さんのビジョナリーさは先方の心を揺さぶっていて、同席した僕も胸が熱くなってしまいました。これまで仕事の品質に対して手を抜いたつもりはなかったですが、日々のクオリティを見直さないといけないと感じた出来事でしたね。転職で得たかったものはいま得られていると感じています。

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中島:それを聞けて嬉しい。片桐自身が楽しんでくれているのも良かったし、フィットするスキルとマインドを持った人がやってきたわけだから、会社にとってもプラスになっていると思うよ。

ーー選考プロセスでの心の動きを教えていただけますか。

片桐:何人かと話していくうちに風通しがよい会社という印象が強くなっていきました。「言うべきことはちゃんと言う」という、ネチネチ感のない気持ちのよい組織だと感じたんです。最後のほうで現在一緒に働いているチームメンバーとの面談があったんですけど、そこで一気に惹きつけられましたね。現場の生の声を聞けてリアリティを感じられたし、何よりメンバーの雰囲気には活気があって。純粋に「一緒に働きたい」と感じられた面談でした。

また、選考中は中島とマメに連絡をとっていたんですが、仲が良いからこそプラスに映る部分だけじゃなくて等身大のビットキーを教えてくれて。リファラル採用ならではのよさを体感しましたね。

中島:片桐は性格上ネガティブな部分も気になる人だから、よく見せようとはせずにありのままの情報を伝え続けました。僕自身も過去にリファラル経由で他社の選考を受けたことがあったんですけど、「都合のいいところだけを言っているな」と感じてしまい不信感を覚えたことがあったんですよね。片桐との関係性でそういうのは避けたかったです。面談が終わるたびに「どうだった?」と毎回聞いて、補足が必要なところは伝えつつ、彼がどう感じ、どうしたいのかを大事にしました。

ーー「ありのまま」を伝えることを大事にしたんですね。片桐さんにお聞きしますが、転職は人生の中でも大きな意思決定ですよね。中島さんとのやりとりがあったとはいえ、不安はなかったのですか。

片桐:あんまりなかったというのが正直なところで。僕、転職はキャリアにとってプラスになると思っているんですね。環境が変わって試行錯誤することで、自分の幅が広がると考えるタイプです。ただ、この会社で働きたいという何かしらのフックがなければわざわざ変えようとも思わないですね。惹かれるものがあって、この方々と働きたいと思ったら転職しようという感覚でした。結局、転職活動ではビットキーしか受けなかったです。自分の琴線に触れたらアクションできる性格なのが大きいのかもしれないですね。

ーー中島さんもリファラル経由で入社されていますよね。1年以上ビットキーに勤務されていますが、これまでを振り返っていかがですか。

中島:一年前もカオスでしたが、今は良い意味で、さらにカオス具合が増しています(笑)。スタートアップ黎明期の「ないものをつくる」面白さを今も経験できているということです。これってスタートアップの醍醐味だと僕は思うんですよ。ある程度大きくなったフェーズでジョインしても面白くないと思う方がいるかもしれませんが、ビットキーは事業の拡張性があって、ひとつの事業でひとつの会社を興せるレベルのインパクトがあります。どのタイミングでもスタートアップ黎明期の面白さを体感できるはずです。

ーー片桐さんを誘ったのも、「カオスを楽しめるタイプ」と感じられたからであると。

中島:そうですね、やっぱりリファラルする側としては、大切な友人なので「いい転職」にしてほしいです。

前提として僕は、すべての人にとってビットキーが素晴らしく映るとは思っていません。ビットキーは前例がない部分に切り込んでいくので、「答えがない」という状況に面白みを感じられるタイプじゃないと本人にとってもキツいと思うんですよね。友人がキツそうにしていたら僕としてもやっぱり嫌なので、むやみやたらに声をかけることは絶対にしません。「片桐にとってもプラスになってほしい」という思いで声をかけたので、彼が今楽しんでくれているのは心底嬉しく思っています。

片桐:僕も中島と一緒に働けて嬉しいけどね。友人がオフィスにいるのはまだ不思議な感じがするけど(笑)。

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ーーお二人にとってビットキーへの転職が「正解」だったと思えているなら、一緒に働くメンバーとしてもよかったなと思えます。

中島:それでいうと、まだ正解と言うには早いと思っているんですよ。

というのも、僕は前職で事業がなかなかうまく行かずに退職せざるをえない状況を経験をしているんですね。どれだけ熱量の高い人が集まってどれだけ事業が面白くても、思うように進まなければ夢は消え去ってしまう。ビジネスとして成功させる難しさと厳しさを知りました。

資金調達や業務提携のリリースが出ると「ビットキーすごいね」と周りに言っていただくことがあるんですけど、ポジティブな反応を嬉しく思いつつも、「道半ばだから頑張らなくては」といつも気を引き締めます。ビットキーが描く未来に対して、今はまだ歩みを進めている最中だからです。ビットキーの大成功を見たときに、自分の選択が正解だったんだと、ようやく噛みしめられるはずです。

片桐:中島らしいわ。自分の選択を自分で正解にするっていいね。僕も一緒に頑張っていきたい。

ーー片桐さん、中島さん、ありがとうございました。双方から信頼感がひしひしと伝わってくるインタビューでした。お二人の今後のコラボレーションを期待しています。

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