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『死亡の塔』 あなたはどっち派?

映画「死亡の塔」をアマゾンプライムビデオで鑑賞しました。

ブルース・リーの没後に公開された映画です。

撮影途中でブルース・リーが突然死し、未完となってしまったため、これまでの「燃えよドラゴン」の未公開カットや、氏の少年期や本物の葬儀の映像を繋ぎ合わせて作った、なかなかクセのある作品です。

ストーリー的に必要な場合は、影や後頭部で代役を立て、その代役が弟して出演し、復讐を果たすという内容で、それ以外にもファニーな見どころ満載で、一部のファンからカルト的な人気を誇っています。

公開時の宣伝では、ブルース・リーの看板を大々的に出しながら、ほとんどブルース・リーが出演していない、主役ではなく序盤で死亡してしまうという詐欺的な一面から、アンチファンも多いとか。


観終わった後の感想ですが、私はファンの一人になってしまいました笑

今回の記事では、肯定側の意見として、カルトな味わいを楽しめるポイントを解説します!

STORY

截拳道(ジークンドー)の使い手ビリー(ブルース・リー)は、友人のチン(ウォン・チェンリー)の葬式に参列するため日本に来るが、葬式中にチンの棺を奪おうと現れた暴漢を追って殺されてしまう。悲報を聞いたビリーの弟・ボビー(タン・ロン)は、兄の仇を討つために日本へ来る。そしてチンが死直前に行ったという「死の宮殿」に向かう。

Wikipediaより引用

あらすじだけ観ると、割とまともに思えますが、とんでもございません。

かなりぶっ飛んでます。

ファニーな見どころと、キチンと素晴らしいポイントを解説していきましょう!

ここがファニー!

まずはファニーな見どころを紹介します!ザクザク出てきます!

ジャージ外国人

物語中盤に出てくるロイ・ホラン演じるルイスという格闘家がかなりクセすごです。

まず、弟子が道着なのに自分だけジャージである点。

次に、鹿の生肉を食らい、血も飲んでいる点(しかも朝飯)。

そして、欧米風の見た目なのに、なぜかアテレコされている点など、不審な点が盛りだくさんです。

富士サファリパーク

ルイスの宮殿は、めちゃくちゃ広く、なんと敷地内でライオンを飼っているのです。

そして、この撮影地が、明らかにサファリパークなのです。

調べたところ、富士サファリパークで撮影しているのだとか。

色仕掛けからのライオン

そして、そのライオンが、深夜にタン・ロン演じる主人公ボビー・ローに襲い掛かります。

これがまた、着ぐるみ感強めなのです笑

さらに、その直前には、金髪の女性が色仕掛けにくるという不可解な流れ。普通どっちかだけでしょう笑

用意周到過ぎる暗殺です。しかも当然のように失敗するから面白すぎる。

片腕じゃなさすぎる

ルイスの側近役の片腕の男は、よく見なくても服の下に腕を隠してることがわかるのところが可愛いです。

急にSF

死亡の塔の正体は、地下建てられた塔なのですが、なんとエレベーターで降りるのです。

また、その先には、銀色の宇宙服風味の輩がうようよいます。

まるで、秘密結社のアジトのような雰囲気です。

ここに来てSF感を出してくる欲張りさ加減がたまりません。

ここが素晴らしい!

もちろん、映画として素晴らしい点もいくつかございます。

4つのポイントをブログで解説しています👇👇


今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

「死亡の塔」の解説をお届けしました。
あなたはお好きでしょうか?僕は好きです。

ブログでは更に詳しく情報をお届けしています。ぜひ遊びにいらしてください!


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