「イノセンツ」は、ノルウェー版「童夢」と言っても過言ではない
北欧にも日本にも、こんな少年少女がいるのかも
映画「イノセンツ」を鑑賞しました。
本作は「私は最悪。」のエスキル・フォクトが監督を務め、「ミッドサマー」のA24が製作した作品です。
この作品で最も注目すべきポイントは、大友克洋さんの「童夢」からインスピレーションを受けているというところでしょう。
「童夢」との類似点
本作は、監督自身が大友克洋さんの「童夢」からインスピレーションを受けて作ったと語っています。
「童夢」の舞台は埼玉の団地でした。
特殊な能力を持つ子どもを主軸とした、サイキックアクションスリラーとなっています。
もう、設定や能力まで、非常によく似ているのですが、特に注目したいのが〇〇〇〇〇〇。
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「童夢」のファンは本当に必見。震えますよ。
また、大友克洋さんの代表作は「AKIRA」が最も有名ですよね。
本作は「AKIRA」ともよく似ています。
「AKIRA」との類似点
「AKIRA」は、不良少年のリーダー金田が、親友の鉄雄が超能力に目覚めたことを機に、様々な困難に立ち向かうお話です。
老人のような子ども「ナンバーズ」や「アキラ」、そして「鉄雄」など、超能力者がたくさん登場するのですが、金田は特に能力を持っているわけではありません。
ここが「イノセンツ」とよく似ています。
主人公の少女イーダ少女が、「ナンバーズ」に操られるシーンが何度か登場します。
この能力も、「イノセンツ」では度々登場していました。
さらに、ダークサイドに落ちた「鉄雄」と、ベンも、重ねているような感じがしますね。
監督は、映画版よりもコミック版のファンなのかなと思います。
「イノセンツ」感想
私は大友克洋さんの作品が大好きなので、めちゃくちゃ興奮しました。
でも、そうでない人も、十分に楽しめる映画なのではないかと思います。
「ミッドサマー」や「LAMB」、「ウィッチ」などの不思議な雰囲気のホラーが好きな人や、
「IT」や「サマーオブ84」、「mid90's」、「E.T」、「スタンドバイミー」 ノスタルジックでジュブナイル的な雰囲気を持つ作品が好きな人にもオススメです!
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「イノセンツ」の見どころをお伝えしました!
一味違うサイキック×ジュブナイル作品です。
大友克洋ファンは絶対観るべし。
ブログでは映画に関する情報をたくさん紹介しています。
ぜひ遊びにいらしてください👇
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