マガジンのカバー画像

映画大学

585
映画には学びがいっぱい! 教育・家族・哲学・科学・テクノロジー・人権・歴史・お金・社会…。 本や講義と同じように、アカデミックに楽しむこともできるはず。 映画で得た知識や感動、情…
運営しているクリエイター

記事一覧

『ボヘミアン・ラプソディ』愛溢れる3つの仕掛け

フレディ、あなたは… 映画『ボヘミアン・ラプソディ』 もう3回ほど鑑賞したんですが、 留…

bitotabi
2時間前
6

『ブータン 山の教室』幸せとは何だろうか

この国は世界で一番幸せな国と言われているそうです なのに 先生のように国の未来を担う人が…

bitotabi
2日前
16

暑い日に観たい映画

夏が近づき、蒸し蒸しとする日が増えてきました。 今回の記事では、暑い夏にぴったりの映画を…

bitotabi
5日前
8

『マッドマックス/サンダードーム』意外と重要な繋ぎ役

『マッドマックス/サンダードーム』は、 『フュリオサ』や『デスロード』に繋がる意外と重要…

bitotabi
7日前
23

『インサイドヘッド2』新しい感情たちと共に【ネタバレなし解説】

映画『インサイドヘッド2』を映画館で鑑賞。 私は今フィリピンに来ていて、こちらでは日本よ…

bitotabi
10日前
11

『天使にラブソングを』抑圧からの解放を描く

もっと自由に。好きなことをやっていい。 Amazon Prime Videoで『天使にラブソングを』を鑑賞…

bitotabi
10日前
14

私がホラー映画を愛する理由

映画鑑賞が趣味だと伝えると、 「どんな映画が好きなんですか?」 という流れになるのは往々にしてある流れです。 正直、なんでも観るのですが、ついつい、ホラーが好きだと言ってしまいます。 なんか盛り上がりそうな気がするので。 そんな時、相手がホラー映画好きであれば、そのまま好きな作品を言い合うような流れになります。 が、ホラーだけは苦手だという人も一定数おられる。 もしくは、映画自体あまり観ないという人も。 それらの人との会話で次の質問として聞かれやすいのが、

『マッドマックス:フュリオサ』アニャは?ギターマンは?どーなんだい?!

この弾で おまえの理性も吹き飛ばす 映画『マッドマックス:フュリオサ』をTOHOで鑑賞。 ジ…

bitotabi
3週間前
27

『ベルリン・天使の詩』覚悟を決める、その時

『ベルリン・天使の詩』 午前十時の映画祭にて、劇場鑑賞。 脚本らしい脚本がない中で撮影さ…

bitotabi
3週間前
30

『おいしい給食 Road to イカメシ』おいしく楽しく食べなきゃね

映画『おいしい給食 Road to イカメシ』を鑑賞しました。 私はこの『おいしい給食』シリーズ…

bitotabi
4週間前
17

『ありふれた教室』教育現場の悩みをギュギュっと濃縮!

不寛容方式 人格権の侵害 そして人種問題 教育現場の悩みは尽きない 映画『ありふれた教室…

bitotabi
1か月前
17

『関心領域』いま試される、あなたの関心領域

暗闇、高級品、河、そしてラストの嘔吐が表すものは 映画『関心領域』を鑑賞しました。 これ…

bitotabi
1か月前
21

『94歳のゲイ』なぜこの国で同性愛者は差別されてきたのだろうか

偏見で満ちた世の中で、彼らを明るいところへ 映画『94歳のゲイ』を鑑賞しました。 本作は、…

bitotabi
1か月前
18

『ミッシング』真実か親切かジャーナリズムの在り方を考える

考えすぎるくらい考えましょうよ 映画『ミッシング』を鑑賞しました。 監督は『空白』『ヒメアノ~ル』の吉田恵輔。 石原さとみを主演に迎え、オリジナル脚本で作った作品です。 『空白』もそうでしたが、悲惨な事件にあった当事者たちの心の動きや周りの冷たさのようなものを絶妙に描くので観ていて本当に辛くなります。 いい意味で、もう一度観るのはしんどいというか、エネルギーを要する作品です。それだけパワフルな作品。 本作では、大きく2つの視点に分かれます。 被害者夫婦サイドと、