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車エピソード。

 教習所って言うより、ドライビングスクールって言う響きが好きです。(画像は和泉自動車学校から引用しています)あんまりにも、このキャッチコピーが面白くて。運転しながら上機嫌になる気持ちは理解するけど、実際にひとりで笑顔でも……ね。(怖い)

 吉祥寺にあるドライビングスクールに通っていた記憶を思い出していました。もう閉校してしまったので記憶のみなんですが、総武線の電車に乗り、校舎と走行コースが車窓から視界に入って来たら、あと少しで駅に着くぞと、ワクワクしたものでした。駅からの送迎バスのおじいちゃんと世間話しながら、裏路地で楳図かずお先生を目撃して、バスの中で「ぐわし!」のポーズを一緒にしたり。あのバスのおじいちゃん、どうしているかな?

 まるで塾の講師陣と同じように、個性的な教官がたくさん居ました。朝ごはんは常に、バニラアイスクリーム2kgを食べると、豪語していたオジサン教官。初顔合わせの時に、強面な表情と凄い目力で「あんた、モデルさんか何かの仕事でもしてんのか?」と聞かれた事とか……仮免で校外実習の時、発車前の点検中で、単純に間違えてブレーキじゃなくてアクセルを踏み、ブオオオーンという、走り屋の流儀のような行いをしてしまい、「なんて女だ」と減点された事とか……(誤解だよ、ブレーキかかってて良かった)たぶん、わたしを生理的にキライだったのか、上から下までチェックしてから、何を聞いても聞こえない振りする、ちょっとポッチャリな女性教官とか、連絡先をしつこく聞いて来る教官とか、

 いろんな人達が存在していました。

 全て懐かしい……。

  意外と自分はメカに強いかも?とちょっと分かったのも、このドライビングスクールでした。なんと言っても、ここのコースを走るのが心地良かった。昼もいいけど、夕暮れ、トワイライトゾーンの時間にライトを点けて、助手席に座る教官とお喋りしながらも無になって、ただ、アクセルとブレーキとハンドルに集中するのが、とにかく楽しかった。車と一体になる感じかな。「もっと左に寄って」「ブレーキは優しく」「ハンドルは滑らかに」当時お付き合いしていた彼の車で、縦列駐車を何度も何度も練習して、感覚を体で覚えたりして、卒業試験の時、グループに分かれて行う実習も、一発でパスした爽快感。

 初めての納車をした日も、本当に嬉しかった。

 ところで、

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 知っているようで知らなかったAMG(アーマーゲー)陽子さんのユニークなお話も、笑いました。


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 「座布団一枚ね」って仰ってたけど、スキです。

 AT車だし、なんか解ります!こういうの大好きです。乗り換えは寂しさもあるけど、陽子さんの納車されたアルファードを観たら……欲しくなってしまって困る。


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