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サウナをDIY、女性でも出来ました。

夢のプライベートサウナをDIYで自作したので
サウナ自分で作ってみたい!という方のためにその時の様子をお届けします。

■経緯

最近、素敵なサウナが増えているのですが、我が家は田舎なので近くにはほとんどありません。遠くまで通うより気軽に入りたい、サウナ後にのんびりと美味しいビールを飲みたい、そんな願望から始まりました。
とはいえ、素人設計のサウナ室の温度はどれだけ上がるか不明。作ってみないとわからないので、実験的に作ってみます。

■完成したサウナ

女性一人では厳しいかなとも思っていましたが
定員を2〜4名用とコンパクトにした事もあって、無理なく作ることができました。

■材料

必要なのは「部屋」と「熱源」。
「部屋」は倉庫を再利用。倉庫内にサウナ室を作りました。
「熱源」は薪ストーブにしました。
主な材料は、2×4材、断熱材、防水シート、羽目板で、他には廃材も活用。


■サウナ部屋の枠組みを作る

コンクリートブロック製の倉庫の中に
1820mmの2×4材を使って木枠を作ります。
仕上がりサイズは約1800mm×1800mm。定員2〜4名用にします。 

450mm間隔で2×4材を使ってます


サウナには断熱が必須

断熱材を隙間なく入れて、タッカーで固定します。
この時に換気口も確保。とりあえず2つ開口しておきました。

常時開口と調整できる換気扇の2種類。シルバーしかないのでラッカーで塗装
木板を入れる事で空気層ができます。

防水シートを貼り、2cmの木板を縦方向に固定し羽目板を貼っていきます。
壁は廃材の板と無垢の羽目板で仕上げました。

右側は廃材を再利用

新しい羽目板と廃材の色が違いすぎますね。なので、後でオイルを塗って色を合わせました。
なんせ、サウナDIYは初挑戦。ちゃんと温度が上昇しサウナとして使えるのか心配です。失敗したら解体して、作り直せばいい。と、なるべく低コストで、作り直せるようにスタートしました。

持ち上げるのは女性一人では大変。夫に手伝ってもらいました。

天井は石膏ボードを張ります。その後は漆喰で仕上げます。
↓漆喰には炭の粉を入れてグレーに色付けしました。

練った漆喰に炭を投入

↓しっかりと混ぜるとこんな色になります。

乾くと白くなるので、仕上がりの色より濃い目にしておくのがポイント。
石膏ボードのネジ穴をパテ埋めして、漆喰を2度塗り重ねます。

2度塗り後

さて次は、コンクリートブロックの壁に煙突用の穴を開けます。

専用の工具もなかったので大苦戦。一つの穴を開けるのに30分以上かかってしまいました。
黒丸に沿って複数の小さな穴を開け、ハンマーで叩き落とすという荒技をしましたが断念。

さすがプロの仕事!

結局、約1万円ほどで業者の方に開けてもらいました。

■ストーブやベンチを設置する

ベンチには無垢の一枚板を使います。
豪快にチェーンソーで切り分けて2段に設置。

無垢板の貫禄で雰囲気が一変

ベンチは夫の身長に合わせ全長175cmにしたので
ベットとして寝転がることができます。
そして、高低差があることで温度を2段階で楽しめます。

薪ストーブの周りには断熱のために石を積みます。
この作業が意外と大変!!!3日間石を積み続けました。
重たいし、不揃いのカタチの石たちを並べるのはまるでパズルのよう。
石をこんなに積んだのは初めてだったので、あなどっていました(汗)

床は1×4材でスノコを作りました。

熱源は安価な時計型薪ストーブ。もう入れそうな感じになってきました。
早く薪を焚いてみたい!!

ここからラストスパートです。

■扉や窓の仕上げ

扉づくりは夫にお願い。私は苦手なんです。

扉は横幅80cm×高さ160cm。熱が逃げないように小さめに作りました。
内装がほぼ完成し早く入りたくなった夫。積極的にDIYに参加してくれるように。細かい作業が得意なので、扉は作ってもらいました。

取手はホムセンで購入。これを全体ゴールドに塗装しました。

窓はポリカ板を使いました。
高温にどこまで耐えられるかちょっと心配。

最後に、煙突を設置し、モルタル壁は塗料で仕上げます。

↓完成前の様子

Before




完成後

点火20分で60℃、1時間で80℃、最高100℃までの上昇します。
予想より温まるのも早いので、使い勝手も良い!
ハーブを吊るしたり、ロウリュ水にハーブを煮出したりして
「ハーブサウナ」として使ってます。

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最後までご覧いだだきありがとうございます。
それではまた!

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