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ネズミは夢を描く

ネズミは今日もクレヨンを齧りながら 染まる尻尾を筆にして 夢を描く ネズミは今日もクレヨン齧りながら 幸せ思い浮かべ 画用紙に夢を描く 宙を舞う猫 仲良くなった青いタヌキ 広い住処に 沢山の子供たち 夜空に浮かぶのは まんまるチーズかな 夜空の星は消えた友達 さあ、みんなでおたべ さあ、みんなでおたべ 描いたのは小さな【祈り】 声は出さないで人間に気付かれる。捕まっちゃうから 声は出さないで。想うだけ。願うだけ。祈るだけ 声は出さないで。想うだけ。願うだけ。祈るだけ

    • いつまでも変わらない風景を 白い箱の中から見てる いつまでも変わらない現状を 外から見ている 縛り付ける鎖、ヤミ 身体を蝕み、やがて 心は腐り、そして仕舞に 暗転、暗闇 今日みたいな雨の日には 傘をさして鼻歌歌い 街を歩く自分を思い 浮かべている 色とりどりのビニール傘 歩く僕もその中に溶け込んだら 楽しそうな声、手の鳴る 方へ 無数の足音 心地よい雨音 無限の明日を 想像、妄想 そんな世界と 会えたらいいな そんな世界を 歩いてーーーー 白い箱から 見えるものは

      • マリンスノウ

        ねぇ、君との思い出も いつか、溶けてしまうんだね それは、なかった事のように 溶けてしまう。雪のように 不確かなことを 心の底では 信じてない僕は 愛の歌 歌うこと さえもほんとは許されないのかもしれない 漂うのは海月、落ちてくのは僕 空っぽになった筈なのに 何故か沈むんだ おやすみ もう、朝はこないでくれよ おやすみ ああ、夢をみせて ねぇ、君との思い出も いつか、溶けてしまうんだね 空っぽになったはずなのに 生きていたいんだ おやすみ 愛の 歌が歌えるその日まで

        • おんぼろ月

          つぎはぎだらけ おんぼろ月よ 壊れては直してる おんぼろ月よ 優しく照らすよ おんぼろ月よ 涙照らすな ポロポロドロップ 酔い、人、心、逃げてばっかだ 今宵、月ウサギ、俺見て嗤え 見たくないから 煙草に火をつける 弱い心に 煙を吹きかける 雲に隠れる 月見上げて歩く 最低な気分だ 今日は せめて光を 滲んだ景色と暗い夜道と 履き潰したスニーカー もう少し照らしてておくれよ おんぼろお月様 ふわりふわり光を吸って 勇気に変える 今は涙止めなくていいや きっと大丈夫さ

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          クローン・アローン (歌詞)

          じゃあせめて 隣にはいてよ ただ造っただけで、はい、さようなら ねえ、どうして僕の右手がほら 寂しいのはなんで? 答えて 真っ白い薄汚い大人達が 歌ってる 歌ってる 世界を平和にしたかのように 喜んでるのはおかしくはないか クローン 一人の人として生きてきたけど 片方の靴を無くしたまま歩いてきたんだ クローン 同じ身体はもう いないんだね じゃあなんで、僕を造ったの ただ造っただけで、はい、おわり ワン、トゥー、スリー、時を重ねてほら 大人になった 今もこうして

          クローン・アローン (歌詞)