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人生に影響を与えてくれたもの【表現者:かえ】

私の人生に影響を与えてくれたものは「人との出会い」です。その中でも私は2人の人と出会って自分が変わったなと思っています。

1人は高校時代からの友人です。この友人とは今でも変わらず連絡を取り続けているくらい、長い期間ずっと大切な友人です。趣味も同じで私にとってもほんとに何でも話し合える友人だと思っています。

もう1人は専門学生時代に出会った実習先の先生です。その先生に出会えたからこそ今の私の仕事になっている言語聴覚士になりたいという気持ちが強くなりました。

自分の気持ちを押し殺していた私は、彼女から感情の出し方を教えてもらった

かえさん

高校からの友人からは"感情の出し方"を教えて貰いました。「何それ」って思われるかもしれないけれど、私は高校の時にはもう既に自分と人とを比べて周りを見ながら生活をしていたんです。

自分の気持ちを押し殺してまで周りに合わせたり意見を言っていて、当時から私は自分を好きではありませんでした。それに比べて友人は自分の好きなことを貫いていたり、好きなものの話をする時は「大好きだー!」ってくらい自分の感情を出せていました。

当時、私はそんな友人を「うらやましいな」と思うだけで、私はそんな風になんか出来ないなと思って居たけれど、ずっと仲良くしているとその友人と同じように感情を出せるようになったんです。最初は、その友人といる時だけ感情スイッチが入って(笑)「好きなものは好き!」「これくらい好きですっごく大好きだー!」なんてことが少しずつ言えるようになったんです。

感情の出し方だけじゃなくって相手へ伝える言葉選びも私なりに上手くなった気がします。このことを少し前に友人に伝えたことがあるのですが…やっぱり友人はすごくて、私以上に素敵な言葉で感謝の気持ちを伝えてくれました。

「こんな大人になりたい!」。先生と出会ってできた新しい目標

もう1人は先生です。先生と言っても言語聴覚士さんなので私の大大大先輩です。その先生は、とりあえずとても可愛らしくて。実習先の先生のイメージってすごく厳しくて怖いイメージだったのですが、そんなことをすぐに忘れるくらい優しくて、時には私の為に指導して下さる先生でした。

そんな先生は実習が終わった後、私に「言語聴覚士の知識面について教えてあげられなかったことを反省している。でも、言語聴覚士の仕事や楽しさは伝えられたと思うよ」という言葉の他に「かえさんは患者さんや周りの人との距離感の取り方、空気の読み方、声かけも自然に出来るし、分からないことも隠さず言えるし、疑問も持っているしそのままで良い言語聴覚士になれると思うよ」と1か月という短い間だったけれど私をしっかりと見抜いてくれていて。

最後には「知識は働いていたらつくけれど、人間性は自然につくものではないから」と私に伝えてくれました。私はこの言葉を貰った時、見抜かれている…すごい。と思ったと共に"こんな言語聴覚士になりたい!"だけでなく、"こんな大人になりたい!"と思うようになりました。そこで、また目標が出来たし、新しい自分を知ることが出来たんです。

出会えたことは運命。2人のおかげで私は「私」を手に入れられた

私はこの友人と先生に出会えたことは運命だと思っているし、私の人生の中で出会う運命だったといってもいいくらい大切な存在です。感謝を伝えても伝えきれないくらい私の人生に関わってくれる2人に出会えて私は"私という私''を手に入れられた気がします。だから、私はこれから先は出来るだけこの友人と先生に恩返しが出来るように何かお手伝いが出来ないかなといつも考えている最中です。

(編集:響あづ妙
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