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人生に影響を与えてくれたもの【表現者:ゆかこ】

私の人生に影響を与えてくれたもの、たくさんあります。

ひとつは、中学と高校の部活動での経験です。私はバレーボール部に所属していました。熱血な顧問の先生がいて、毎日のように泣きながら練習をしていました。叱られる時は本当に怖くて、世界で一番怖いのは先生だと思っていたぐらいです。

でも、今思えば部活の時間は私の青春そのもので、先生の言葉で思い出すこともたくさんあります。

「やっている途中に自分は頑張っていると思う時、それは頑張っていない。まだまだ余裕がある。本当に頑張っている時は自分が今頑張っているかどうかなんて、考える余裕はない。それは頑張っているつもりなだけ」

そのなかでも一番覚えているのがこの言葉です。

先生のお気に入りじゃないからレギュラーに選んでもらえないと思っていた

ゆかこさん

私はその時「自分はみんなに比べて頑張っている。勉強の成績も別に悪くないし、部活も休まない。早く行って準備も頑張っている。バレーボールの技術だってあの子には負けない。持久走だって手を抜かない。なのになんでレギュラーに選んでもらえないんだろう。絶対先生のお気に入りじゃないからだ。」と思っていました。

でも先生からこの言葉を言われた時に「自分でまだまだ頑張りきれてなかったのか。本気ってなんだろう」と考えるようになりました。それでも、自分の頑張りを認めてもらえない悔しさも当時はすごくあり、それが先生にもよく伝わり、「欲求不満の顔をしている」と怒らることもありました。

そんな先生の言葉は、年齢を重ねるにつれてよく思い出すようになりました。「もう無理だ自分は頑張った」と思う瞬間は色々な場面でありましたが、その度に先生の言葉を思い出し、「もう1度やろう。自分の限界は自分で決めない」そう思えるようになりました。

先生の言葉は今思えば本当の本気とはどういうことなのかということを教えてくれると同時に、自分で自分の限界や壁を作らないことの大切さを教えてくれた言葉だったと思います。あれだけ怖かった先生でしたが、今では先生の結婚式にいかせていただくくらいに仲良しです。

ミスワールドへの挑戦で「実現できないこと」を実現する1年を決意

二つ目はこの間開催された「ミスワールドジャパン(大阪大会)」でした。ミスワールドはミスユニバースやミスインターナショナルに並ぶ、世界3大ミスコンの一つですが、ミスコンってただ単に「美しい人を選ぶ会」ではないんです。

ミスワールドでの1枚

特にミスワールドは内面から出る美を意識しており、ロールモデルがダイアナ妃やマザーテレサであるなど、自分がどのように世界に貢献していくかを何よりも意識した大会でした。

そこで、審査の一つにSDGsのプレゼンテーションがありました。私はそこで看護師の経験も交え、自分のやっていきた活動についてプレゼンをしましたが、自分のプレゼンの経験不足、そして内容の実現性の薄さなどにご指摘を受け、自分の思う結果を残すことができませんでした。

そこで感じた悔しい気持ちから、私は決めました。「来年もう一度ミスワールドに挑戦しよう。」そして実現ができないと言われていることを必ず、この1年間で実現し実績を積み、再挑戦した私の成長を見てもらおう。これを決めてから目標と期限が明確になり、私の行動にはスピード感が出ました。

出会う人は自分の鏡。挑戦し続けることで私の人生は変わっていく

元々、ミスコンに関係なくプレゼンで話をした内容は私のやりたかったことなので、自分の夢を大勢の人にプレゼンをする機会を与えてもらい、勢いづけさせてもらったと思います。

そしてミスコンのファイナリストは本当に素敵な人達で中身も外見もとても魅力的な彼女達との会話はとても楽しく実のあるものでした。みんな自分の夢があり、実現のために奔走しています。

周りに夢を持っている友達が少なかったのですが、こんな素敵な友達ができるなんて思いもよらなかったです。そしてミスコンの運営の方々も今でもよく気にかけていただき、応援をしていただいています。

ここで感じたのは出会う人は自分の鏡であり、自分のレベルが上がることによって出会う人も変わるということ、良縁悪縁なんて言葉がありますが、それは全て自分が引き寄せているものだなと実感しました。周りをポジティブに染め上げられるカッコイイ女性になるために確実に私は進んでいます。そして挑戦し続けることでこれからもまた、私の人生はたくさん変わっていくのだろうなと思っています。

(編集:響あづ妙

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