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【雑記】今日は、たぶん、駄文。dub-mix(←意味不明)


 昨夕は北海道地方で大きな地震があったと、本当にたまたま、「孤独のグルメ」を見ようとテレビをつけたんです(BSで観ているので)。そこで知った地震の報道。
 noteで親しくなった人の安否が気がかりにもなります。
 どういうわけか、僕は不思議と北海道の人と親しくなる傾向があるんです。昨日、「おとなりさん2」のマガジンをフォローしてくださった人も道民さんだったり。
 そのうち、夏の避暑と執筆の時期にお邪魔しまんにゃわ。
 あらためて、みなさん、ご無事でいらっしゃいますでしょうか。
 ご本人、ご家族、お友達や恋人さんやら。ご無事かな。みんなで元気、今日も笑顔。なるべくなら、そんなふうに生きてゆきましょう。
 ほらほら、だって、元気に生きていないと、これからのビリー作品を読んだり見たりできなくなります()
 僕?
 今日もばっちり元気です。朝食を終えた午前七時半、こんな駄文を綴っています。

 駄文ついでに。
 昨日、北海道の友人に「おーい生きてるか」なんて、ろくでもない言い方で安否確認していたんですね。被害はなかったようで、そのついでに、この最近のあれこれをLINEしていたんです。
「何年か前、地震のあと、3日くらい停電したまんまでねー」
「3日? そんな僻地やっけ」
「札幌。私のとこは2日で復旧したけど、3日くらい戻らなかったエリアあった」
「にしても、2日って」
 2日も停電していたりするんですね。僕は暑がりなので、この季節だとエアコンなしで2日は辛い。それ以外は別に平気だとも思うけれど。

 そうそう。
 あれ、いつだっけ。こちらも停電してたんです。
「ビリーさん、起きて。停電です」
 と、県民からLINEが。僕も県民ですけど。
「停電? それ、俺を起こしてもどうにもならんやろ」
 だって、僕は電気工事なんてできないし。むしろ、電力を消費する側になるだけなので、寝てるほうがマシなような。
「えー。なにそれ。危機感ないわー」
 もはや抗議めいてきてしまう。
「個人の危機感では停電には対応できない。いま、このスマートフォンを使うのも電力が必要。君も寝なさい。寝てるほうがいい」
 残りがわずかになった電力を使用してそう返す。
 睡眠中は何も考えない。
 地震が起きても、大雨で避難警報が発令されても、「いまは寝ている。(災害は)あとにしてくれ」と、本気で言ってしまう人間なのです。

 それはそうと。
 蔦屋に借りていた映画のディスクを返し忘れていて、110円で借りたのに、延滞料金として440円を払う不手際。こんなの久しぶりだ。でも、菅田将暉さんの「セトウツミ」、面白かったから、500円くらい払ってもいいや。イケメンだけどぽんこつな高校生が、ただただ、川沿いでだべるだけの会話劇。
 素晴らしい作品なら、そのためにお金を使いたいと思う。
 僕も、素敵な映画作品の原作小説を書きたい(小説なら一人ででれでれ書いていられる気がし続けています)。そう思って、執筆を始めたのです。

 傘を盗まれた先週末。

「水は海に向かって流れる」という作品を、久しぶりに劇場で。
 昨年の「すずめの戸締り」以来、本当に久しぶりの映画館。こんなにさぼってたのか。もっと、映画を観に行かないと。

 残念ながら、現在のところ、大ヒット上映中ではないと思う。閑散としていたから。もったいない。見逃してしまった、あの作品が傑作だった、なんて、後悔する。この作品も、見逃すと、きっと後悔する。
 それでも、この作品は、田島列島さんの原作から、今回の劇場作品化まで、本当に素晴らしいものでした。僕たちの国の文化のために、こんな作品を多くの人に観て欲しいと思った。
 人は可愛い。
 人は愛おしい。
 情けない大人に、少年や若い女性が、その純粋さの正当性をかけて、怒る。身勝手な大人たちに怒るけれど、しかし、作品のトーンはとても静かで、田島列島さんらしく、くすくすと笑わせてだってもらえる。
 いつだって、純粋さは美しい。
 僕なんて、とっくに大人で、もはや、純粋さなんてかけらしか残っていないだろうから、その残りの純粋さは物語に込めておきたい。

「流浪の月」から、すっかり、女優として覚醒した感のある、広瀬すずさん。もはや迫力すらまとい、大きなスクリーンに負けない眼差し。
 だめな大人たちを演じていた、ベテラン俳優陣。
 際立ったのは、當真あみさん。
 すごい才能。とにかく、目を引く。華奢な人だし、遠目には小学生のように見えてしまう(←失礼しました)、なのに、菩薩様のように静かで、落ち着いた微笑みでもって、誰かに寄り添うこともできる。
 可愛い、美しいというのは、生まれ持った大きな才能なわけですが、次の時代の、ではなく、すぐに主演クラスの女優さんになることでしょう。こんな人を中心に据えたい、ヒロインにしたいと思うはず。
 この作品でも、撮影者の方は、きっと、「當真あみさんを可愛く撮りたい(広瀬すずさんは凛と美しく)」と思われたのでないでしょうか。可憐で、なのに、とても生命力を感じる若手女優さんです。

 ほんでやな(関西弁)

 二話目まで進み、ずいぶん好評いただきまして。この物語の主人公は、當真あみさんをイメージしています。書き始めたころは、當真さんが演技されているのを観たことがなくて、また、僕はこの世代の女優さんを知らなくて。
 CMかな? ふと、見かけて、記憶していた可愛い人を主人公のイメージにしました。
 映画作品で拝見して、當真さんの透き通るような声もぴったりだと思いました。
 きっと、今回の「おとなりさん」は、當真さんと松重豊さんのW主演で深夜ドラマになるでしょう。

 そんな、面白おかしい、身勝手で素敵な未来をイメージしながら、僕はまた物語を編むことにします。
 じゃあのー。
 それでは、また、ビリーでした。

photograph and words by billy.

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