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【写真】days of #slowlight with birds.

#slowlight


この町は正午と夕方五時に小学校のチャイムが響く。
その音色にやすらぐのです。

「普通は」と言う物言いが理解できない。理解するつもりもない。普通は、人の数だけある。この世界の基準はあなたではない、何度、そう言い返してきただろう。
 仕事に関することで、「是非、来てもらいたいが、あなたのような奇抜なヘアスタイルで、個性的な服装で、香水の匂いがして、サンダルや派手なスニーカーというのは困る。普通の仕事場として、目立たない身なりで来て欲しい」
 と言う。
 普通の仕事場とは、なんだろうか。
 女性のサンダルは許可しているが、男性のサンダルはNGだという。よくわからない。
 即座に断った。
「身なりにルールが必要なら、制服でも用意したらどうでしょう? 僕はそれを着て行きますよ? それをできないなら、あなたの基準でものを考えないほうがいい。仕事場だから、じゃない。あなたは自分が管理しやすい方法で、そこにいる人たちの個人的な権利を奪っているに過ぎない」
 ひょっとしたら問題になるかもしれない。けれど、僕は、個人の権利に関わることについては折れる気がない。
 きちんと清潔にして、きれいな衣服で、きっと(香水の)いい匂いだってしている。文句を言われる覚えはない。
 後に謝罪の連絡があったが、もう、関わる気は起きなかった。謝罪に対する礼だけ言って、もう、そちらに関わる気はないとだけ伝えておいた。
 そんな先週末でした。


 僕の住むK市は日本一のニラの生産地だそうで。
 実は料理の好きな(←好きなだけ)、僕は、スープから煮込みまで、何にでもニラを投入しています。しょうがとにんにく。ニラ。臭くないと思うけど、におっているのかもしれない()



 しょうがとポン酢の煮込み手羽先、とか。

 もやしキムチ豚炒め、とか。
 ピリ辛鶏煮込み、とか。
 ニラ玉炒め、とか。
 簡単にできるものを。手際良く。味つけも上手になったと思う。誉められたから。いかにも、酒呑みの好きそうなものばかりですけどね。
 野球の守備の練習のように、毎日、繰り返しの反復練習。少しずつ要領も良くなる。感覚がつかめる。昨日できなかったことができるようになる。
 お店に出せはしないけど、酒を飲むときに振る舞うくらいならできる。



 全ての分野で同じことが言えると思うけど、毎日、繰り返していれば、専門外の分野でもそれなりにはうまくなる。毎日やらないと、得意分野も鈍化して下手になる。

 能力とは継続できる力のことでもある。毎日やれないことは、きっと、能力にはならない。
 その先は才能という領域。毎日やっても上達しないなら、諦めて、他の分野に進むほうがいい。
「好きなことより、自分にできることを」と、あるお寺の住職もおっしゃっていた。


パンツはJohnbull


 ニューバランス。ナイキ。ビルケンシュトック。裸足が好きなので、サンダルが増える。高知は冬もあたたかいから、
SUBUなら真冬でもサンダルで過ごせるかもしれない。
 次の冬こそ、
SUBUを手に入れよう。
 そして、あれこれ買ったのに、結局、このナイキばかり履いてしまう。機能性とファッション性の両立は難しい。暑さ寒さは我慢したくない。とにかく、楽を選んでしまう。
 別におしゃれじゃなくてもいい。心地よく過ごせることのほうが大事。
 ファッショニスタになりたいと言ったり、ファッションより実用性だと言ったり、ほんとにいい加減なものです。
 気分屋なので、思っていること、考えていることなんて、毎日変わるんです。


ここから眺める海の絶景なこと。


 若いころから多かった白髪も、もはや、頭髪の七十パーセントほどに。

「毛量は二十代くらいあるけど、白髪は七十代かもしれない」と言われて。
「な、七十っ……じゅっ……」と絶句したのは一年前。染めずにいたら、見事に白い。
「年齢のわりにはすごい多いけど、まあ、生えてるだけええやん。染めたらいい。染められもしない人がほとんどなんだし」と、相当に気楽なことを言われつつ、
「染めなかったらどうなるんやろ」と、放置。カラーリングとパーマで傷んで乾燥した髪に触るのも不快だった。いまはつるつると手触りの良いすべらかな髪になっているけど、しかし、見事に白い。
 松重豊さんや吉川晃司さんのようなダンディになれるわけもなく。というか、それほどの年齢にもなく。
 まったく、やれやれ、と、金髪にでも染めてやろうか、なんて思います。
 こちら高知県は初夏です。ニラ玉炒めでも作って、ビールでも飲みたいところですね。
 それでは、また。ビリーでした。




これは兵庫にいたころに見た虹です。
高知でも見られるかな。

photograph and words by billy.


〝birdmanbilly〟のbirdmanは、この、ミッシェルガンエレファントの「THEE BIRDMEN」から。あとひとつ、このバンドのボーカルであったチバユウスケさんがボーカルとギターをしていたバンド、ROSSOのファーストアルバム、「bird」から拝借しています。


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