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#14 「どう思われているか」気にならなくなる1つの方法

いくつかの知識を得た「今」でも、誰かと会う時に、例えそれが「何度も接している人・もう気心しれた友人」にでさえも頭に浮かんできます。

本当は、自分のこと、どう思っているのかな

会う前から「不安」が、大きくなってきます。ときには、その感情で気持ちが、落ち込んでしまうこともあります。

初対面ならまだしも、「何度も接している人・もう気心しれた友人」楽しくてうれしいはずなのに。

「不安」を軽減するための方法を、ある「本」で見つけました。

その方法とは----「公的自己意識」を抑える

公的自己意識とは、人から見られる自分を意識すること。

これが高いと、周囲からどう見られているのか、自分の評価に敏感になり、なんとかしてポジティブな評価を得ようとします。

斎藤 勇監修『知識ゼロでも楽しく読める 人間関係の心理学』より引用

「ポジティブな評価」を得ようとするあまり「先週はこれやりました・こんな本読んだんですよ」など、会う前から、これを話せば「良く思われるのかな・ポジティブな評価が貰えるかな」などと考え、それが正しいのか「不安」が増えていきます。

「ポジティブな評価」を得ることばかり考え、相手の話を聞く事が疎かになり、「相手の話題」を、自分の話にすり替えてしまうことも何度かありました。

公的自己意識を抑えるには、まず相手の話を聞くことに集中することが効果的です。
※下記当書の図より引用
 
対人不安の強い人は、他人から受ける自分の評価を高めたいという思いの強い人。
方法①~③を実践して公的自己意識を抑えれば、不安は弱まる。

斎藤 勇監修『知識ゼロでも楽しく読める 人間関係の心理学』より引用

今回は、3つの方法から、1つ「引用」させて頂きます。

方法① 相手の話を聞く
 
自分の意識を、自分よりも相手に向かせるために、相手の話を聞く事に集中する。

斎藤 勇監修『知識ゼロでも楽しく読める 人間関係の心理学』より引用

相手の話を聞く事に集中すること、ただこれだけで「自分が相手に、どう思われているのか」より、相手の話の内容に対して「自分はどう感じているのか」に意識が、向くようになりました。

人は、他人に知られない感情、欲求、希望、思考などの私的自己意識と周りの人からどうみられるのかの公的自己意識の中で生きている。

斎藤 勇著『図解雑学 人間関係の心理学』より引用

「相手の話を聞く」「相手の話を聞く事に徹する」これらのことは、私が「コミュニケーション下手」を克服したく、読んできた多くの「本」に、共通して書かれていたことです。

人は誰もが「自分の話を聞いてほしい」「気持ちをわかってほしい」という思いを抱いています。
それは希望などという軽いものではなく、本当に熱望です

野口 敏著『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルールより』引用

聞くことに徹することで、感謝されることが増え、良い関係を築くきっかけが生まれるのです。

石川 有生著『人の話は、ただ聞けばいい』より引用

「ポジティブな評価」を得たいあまり相手の話を聞かずに「自分の出来たことの話をする・相手の話を自分の話にすり替える」ことをしていたので、あまり「人」と深い交流が、築けなかったのかもしれませんね。

「相手の話を聞くことに集中」このことが、自分自身の「他人からどう思われているか」という不安感を減らし、相手も喜び「コミュニケーション」も円滑になる「一石二鳥」以上の「方法」のようです。

とは言え、人の話を聞くことは、想像以上にむずかしいものですね。「公的自己意識」を全く意識しない「妻」の前では、自分の話が多くなり、「人の話を最後まで聞きなさい」と毎日のように怒られています(笑)

#15「生きづらさ」を感じたら!はこちらから

引用させていただいた「本」

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