糸
どーも!葛飾区初のブルワリーを立ち上げ、オラが町のビール醸造所を目指す”きちブルーイングです!(ドイツでは古くから、醸造所の煙突が見える範囲でビールを飲め、と言われていました。たぶん煙突つかないけどね!)
前回、立石を代表する飲み屋ブンカ堂にて、葛飾区初のブルワリー立ち上げにとても興味を持っていただいた地元の大先輩が、葛飾区議にまで話しを通していただいたところまでで書いたんですが、先週そのご縁から、なんと区議と面談をさせていただくこととなりました。
面談当日。「背広くらい羽織って来た方が良かったかしら・・・」と白ティー髭野郎はふと考えていましたが、その日は梅雨真っ只中の蒸し暑さ、汗だくの方が不快に見えるよね⭐︎と区役所議会棟へ、それはもう颯爽と入っていきました。
区議との初対面。緊張する。まずはお時間をいただいたことに感謝の気持ちを述べ、ご用意いただいた会議室へ。
私の事業内容や葛飾区で立ち上げたい思いなどをプレゼンさせていただき、最後に、現在ブルワリーとなる場所を探していること、葛飾区内の使われなくなった工場や古民家などがあれば情報をいただきたい、というお願いを厚かましくもさせていただいた。
プレゼンを終え、区議の反応。・・・とてもよかった。
「話しを聞いてるだけでワクワクしますね」「是非応援させていただきたい」など非常に好意的に受け取っていただいた。(マンモスうれぴい)
ただ、現在区として空き家の再利用に関しては調査段階との事(ぴえん)、その代わり葛飾区で実施している創業支援を教えていただいた。
日本政策金融公庫への融資申請を検討していた為、区の創業支援はあまり考えていなかった。面談を終えるとすぐに区議から、創業支援窓口に話しをしておいたので一度電話を入れてみてください、とのご連絡。なんと区議自ら話しを通していただいたのだ!
そんなこんなで話しが進み、今週というか二日前、区の創業支援窓口の方と面談をしました。結果的にここでの面談はすごく勉強になった上、区の融資制度だけでなく、国で行っている助成金制度なども丁寧に教えていただき(自分で調べとけ)、うまく活用できればとても大きな助けになる事間違いなしだった。
帰宅後、融資や補助金への申請スケジュールを書き出し、そこから設備の発注や税務署への申請時期などを算出し、大まかな日程も組むこともできた。
そして来月8/3に”ものづくり補助金”という助成金の申請締切があり、いよいよ今月中には法人化をしたいと考えています。
その上、最近なかなかの好物件に巡り合い、設備選定も大詰めに入っているところ。今月からはかなりのスピードで物事が進んでいきそうな予感がビンビンしているんですが、正式にはまだどれも確定をしていないので、場所、設備、法人化、その他諸々は決まり次第ご報告させていただきます。
ただう〜っすら、ぼんやりとしていたゴールが、ほんのちょびっとだけ見えて来た気がする、それだけでも何か自分には実感めいて来たものがあるように感じる。約1ヶ月前、このnoteで勝手に宣言したブルワリー立上げ。当初は不動産に入るのもビビっていたが、最近ではコンビニ入るぐらいの心持ちで目に入る不動産という不動産に片っ端から入れるようになった。設備メーカーとの英文でのやり取りも、最初は一通送るのに非常に時間がかかっていたが、たった1ヶ月で英語力が飛躍的に伸びた。応援してくれる人も増えた。
以前東南アジアを旅していた時(唐突)、"行動力"と"人とので出逢い"の凄さに気づいた。当時バックパッカーとして旅をしていた私は、基本同じ宿に2~3日泊まっては次の場所へ移動を繰り返していた。ただ時々もの凄く気の合う奴と出くわすと、一緒に行動するようになり、予定よりも少し長くその宿に滞在することになった。結果どうなるかというと、次の場所で巡り逢う人たちが変わってくるのだ。
当たり前じゃん、って思われたでしょう。でもこれってよくよく考えると凄いことで、例えば2日滞在予定の場所で友達(トム)が出来、5日間いたとしますよ。そして次の宿でまた気の合う友達(マット)に出逢えたとすると、それは前回の宿に5日滞在したから出逢えたわけで、トムのおかげでマットに巡り逢ったことになるんですよ。もしその次の場所でジェフリーと出逢ったとすると、これはマットのおかげでありながら、実はトムから派生した縁なんですよね。
つまり誰とどう過ごすかによって次に巡り逢う人がガラッと変わること、しかも数珠繋ぎでずっと影響し続けるってことに気づいたんです。これ、実は海外に限らず日本にいても起こってる現象なんですが、ずっと同じ場所にいると気づきにくい感覚だと思う。(意識はしていませんが、誰しもが毎日多くの人と出会っているはずなので)
何を言いたいかというと、この1ヶ月間目標を持って動いたことで出逢えた方々がいて、その方々とのご縁によってさらに輪が広がっていく感じがしていて、それがバックパッカーの時と似たような感覚がしたんです。
そう、すなわち起業とはバックパッカーそのものなのです(浅い)
いずれにしてもまずは私自身の行動なしには、巡り合わせもクソも無いので、色々と動いて参ります。そしてこんなnoteを読んで下さる皆様とも、いつしか私のブルワリーで巡り逢うこと夢見て。
それでは聴いてください。
中島みゆきで
「糸」
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