トラウマと自律神経の結びつき①

みなさん、こんにちは。


今回のブログのテーマはトラウマと自律神経の関係です


トラウマと自律神経

トラウマって何?
自律神経って何?


なんとなく言葉では聞いたことがあるけど
詳しくはわからない
この2つが関係しているってどういうことでしょう

トラウマと自律神経について考えていきます


トラウマとは
心的外傷(しんてきがいしょう、英語: psychological trauma、トラウマ)とは、外的内的要因による肉体的及び精神的な衝撃(外傷的出来事)を受けた事で、長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っていることを指す
とされています

例えば
戦争から帰還した兵士や
大きな事故や虐待
色々なきっかけによってトラウマを抱え
生きることがしんどくなる
実際に経験したことがない人でも
理解できるのではないでしょうか

こうした大きな経験がない人でも
誰でもトラウマは持っていると思います

もし
あなたが何か苦手なこと
例えば
人前で話すこと
大人数の中にいること
異性や子供と話すこと
なぜか避けてしまう行動や場面
行動しようとすると
極度に緊張して冷や汗や動悸など体調が変になったりしませんか
身体が拒否しているような…
それもトラウマから起きているのかもしれません


生まれてから成長していく中で
家庭で愛されて育ちながらも家庭のルールがあって
学校、そして職場へと
大きくなる社会に適応するために
していいこととしてはいけないこと
TPOに合わせた態度や行動を学び
またやりたいことやりたくないことという欲求を知り
グッと堪えてやりたいことを我慢したり
自分を出せなくて押し殺してしまった経験はありませんか


何かきっかけがあって
できなくなってしまう


この現象が
自律神経と関わっています


自律神経は、身体が生きるために必要なことを自動的にコントロールする神経です
自分の意識でコントロールするものではありません

心臓の拍動
食べたものを消化や排泄
栄養の吸収
呼吸など

止まってしまっては
命に関わること
それをコントロールしているのが
自律神経です

あなたが朝目覚めて行動し始めると
交感神経が優位に働き
意識をはっきりと保ったり
血流を促進したり
活発に動くために必要な調整をしています

あなたが家に帰り
お風呂に入ったり、読書をしたり
リラックスの時間の中で
副交感神経が優位に働き
休息への準備をしていきます


後述するトラウマとの関係について理解してもらうため
詳しく説明します

副交感神経には2種類あります
古くからあるものと新しく進化したものです
古くからあるものは
内臓の働きのコントールが中心です

新しいものは
人が進化し社会というものが生まれ
発達したものです
神経は顔の筋肉をコントロールし
心のうちを表情として表します
あなたの感情を相手に伝えることで
言葉に出さずとも意思として伝えることができます
当たり前のことですが人と人がともに生活するためには
とても大事な要素です

交感神経と副交感神経は互いに
そのときに必要なことを
調和しながら
意識することなく
働いています


続いてトラウマと自律神経がどう結びついているのか
その関係についてまた書きます

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