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諸外国は支援者より患者の方が給料がいい

よ!相変わらずに過ごしてるか?!٩( ᐛ )و
 
精神障害×発達障害を持つ精神科作業療法士のいっちゃんです。
 
 
今回のブログはいっちゃんの持ってる資格、精神科作業療法士についてだよ。
 
Q、諸外国は支援者より患者の方が給料がいい?
 
A、はい。お給料が良い。と現地の話の先生はおっしゃっていました。(理由はブログ下あたり)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
精神科作業療法士とは
精神科病院で働いている(いた)作業療法士を指します。
 
作業療法士とは、リハビリテーションのひとつでいわゆる「リハビリの先生」と言われるものです。
 
リハビリテーションとは、ラテン語でrehabilitateと表し、re(再び)habiritatite(人間らしい・取り戻す・回復する)と言う意味です。
 
まとめるとリハビリとは、再び人間らしく生きるようになる・本来あるべき状態への回復などと表します。
 
怪我して足を骨折したときに「リハビリ(運動するなど)」をして、今はつらいけど足が治るには多少無理してでも頑張ろう!っていう意味でよく使われますね。
 
上記の例が整形外科だとすると、
 
いっちゃんの専門分野は精神科だと思ってください。
 
因みにいっちゃんは整形外科でも働いていた経験がありましたが、「こころ」を取り扱う方が面白かったので精神科分野に転生しました!(ほら、ADHDっぽいでしょ?笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
作業療法士は医療従事者です。分野は主に医療に該当しますが、福祉・介護にも対応が可能です。
 
医療従事者
・看護師
・薬剤師
・リハビリ(PT・OT・ST)
・管理栄養士
・保健師
など
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
資格についての説明です。
リハビリテーション(リハビリ)の中でも日本で厚生労働省に基づき、国家資格としている資格は3種類あります。
・理学療法士(PT:Physical  Therapist)
・言語聴覚士(ST:Speech  Therapist)
・作業療法士(OT:Occupational  Therapist)
 
 
*民間の資格
・音楽療法士
・芸術療法士
・義肢装具士
・呼吸療法士
など
 
 
 
・理学療法士は、主に身体面でのリハビリを行います。
 
・言語聴覚士は、主に言葉や聴覚面でのリハビリを行います。
 
・作業療法士は、 こころとからだ、日常生活に工夫しやすいような実践的なリハビリを行います。
 
 
作業療法士として働くフィールドとしては、理学療法士や言語聴覚士とも一緒に働くこともある総合病院、整形外科、脳外科、クリニック、放課後デイサービスなどがあります。
 
 
精神科で働く作業療法士は、患者さんに治療をする職種です。治療ができる職種は、医師、臨床心理士、公認心理士、そして作業療法士の4職種に限られています。精神保健福祉士や、看護師などの職種には患者に治療はできません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
諸外国は支援者より患者の方が給料がいい?!
 
理由はここから
 
 
 
 
 
外国での医療従事者(支援者)はどんなことをしている?
諸外国での支援者は、あまり活躍のフィールドは期待できません。と現地の先生はおっしゃっていました。(笑)*
 
なぜなら「回復の経験者」と呼ばれる当事者が主体で「リカバリーカレッジ(学校の授業みたいなもの)」をしているからです。
 
*アメリカ・イギリス・ニュージーランド施設訪問
 
 
「回復の経験者」とは、精神障害や発達障害によって挫折やつらい経験を体験し、そこから回復してきて自分らしい生活を「リカバリー」「リハビリ」された人たちのことを指します。
 
そんなリカバリー(回復)/リハビリするための学校として「リカバリーカレッジ」=「回復のための学校」と言うものがあります。
 
「リカバリーカレッジ」は民間や私立の場合もあります。学校は誰にでも参加することができるもので授業形式やディスカッション形式などもあるそうです。
 
授業の先生は、「回復の経験者」である当事者、「多職種による支援者」たちで構成されています。
 
 
 
 
 
 
 
 
なぜ、回復の経験を話すのかと言うと、さまざまなメリットがあるからです。
 
・いまつらい状況にいる人への生きる希望に繋がる
 
・どうやって挫折から立ち上がったのか方法を知ることができる
 
・その人が困っていたことは他の人も経験するであろう困難だったりするから
 
など
 
 
 
 
 
 
リカバリーライブラリーというものもあり、挫折や逆境から立ち上がった人がどうやって成功したのか、今を生きているのかについてライフストーリーに沿って知ることができるものです。
 
それは、本・オーディオブック・直接話を聞くことができる・・・など色々な手段で回復した先輩の話を聞いて学ぶことができます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いま、日本で行われているデイケアとは全く違うことが伺えます。
 
 
 
デイケアでは、支援者と呼ばれる人たちが当事者たちにいわゆる「支援」をしている現状・・・。受動的で一方通行ですよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
諸外国では能動的、と言うか中動態なのかもしれません。
当事者(患者)が支援者と共同して授業をする。もしくは教え合うことも。
 
生徒は「リカバリー」の途中の人。
 
*中動態:受動的・能動的の中間に位置する
 
 
 
 
 
 
いっちゃんは、[双極性障害+ADHD+作業療法士]の立場をも併せ持つので外国の「リカバリーカレッジ」のシステムにめっさ、感銘を受けています。
 
 
 
 
 
 
 
《いっちゃんの感想》
・「回復の経験者」から実体験が生で知ることができるよね
 
・いまの日本の支援者からは、教科書的な型(フォーマット)に囚われすぎて個々の個性に柔軟に対応できていないことが多い気がするよ
 
・いまの日本の支援者とはいえど対応に追われすぎている
 
・いまの日本の支援者は知識不足で頭でっかちも結構いるよな
 
・リカバリーカレッジのデメリット:「回復の体験」と言うのもその人の体験談であって皆が通ってきた、あるいは通るべき道とは限らないかなぁ?
 
いや、そんな時に支援者が軌道修正すれば良いのか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
総合的に見ても良いことばっかりだ
「回復の経験者」は良いと思う!デメリットもあるけどメリットもある。Aさんのどん底体験は、過去のBさんのどん底体験と同じかもしれないし、未来に起ころうるであろうCさんのどん底体験かもしれないじゃない?!
状況は違えど、体験談ってしっくりくる気がします。感情移入するって言うか。うん
 
 
 
 
 
 
 
納得!!!と言うかそうだろうって思う。
 
支援者よりも患者(当事者)の方が利用者・生徒(患者)のためになってる気がするから。
 
 
 
 
 
 
おわり
 
 
 
 
 
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《見てくれた同志へ》
 
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逆境を生き抜いて未来は笑って過ごそうぞ
 
 
 
 
 
 
このブログを書いた人
精神病院で数年間勤務した作業療法士。双極性障害とADHDはグレーゾーン。趣味はアニメ鑑賞、好きなことはサウナとプール。
 
精神・発達障害は生活習慣病と同じく、対処ではなく共同していくもの。いまはつらくとも未来は笑って、あなたらしい生活を過ごすためのヒントを紹介している。
(主に医学・科学論文が中心です。非科学的な占い・スピリチュアル関係は取り扱っていません)

個性はダイアモンドの原石です。
磨けば磨くほど美しくなります。そして、光が当たる環境でないとその本来の輝きを放つことはできないのです。

 

 
 
 
 
 
 
PS☆
我々は、リカバリーの途中にいるんですね。回復の途中ってやつな。

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