師走は食べ納め🍶🥢🍜🦀🥂
あまり外食をしないのだけれど、この季節、新蕎麦の出囃子が聴こえると、折あらば食べに行く。暮らしの中の小さな贅沢。
飲食店は、玄関口の佇まいでお味が分かる。蕎麦店に限っては、ほぼ100%ハズレはない。
深大寺で一番新しい店は、モダンな店構え。
参道から離れているので、ずっと混まずに入れたけれど、最近は、開店を目指して行っても列が出来ていることが多い。
2人の若者が、麺打ちから接客まで、テキパキと気持ち良く仕切っている。細麺で、量がたっぷりなのが嬉しい。
バス停・神代植物公園前のすぐそばで、正門まで5分の位置なので、食後に園内を回り、深大寺門から出ればすぐに深大寺の境内へ…と、無駄なくぐるりと深大寺周辺を散策できるのもいい。
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お高くつくので、生ものの取り寄せは滅多にしないのだけれど、年に一度、この季節は特別。
波の花が舞い、水仙が群生する越前海岸まで出掛けるのを、かつては厭わなかったけれど、今はとてもそんな気力はない。
資源の枯渇を危ぶみながら、価格の上昇にビビりながら、今年も食すことが出来たことに感謝。
いつか、蟹を食べに行った折、福井出身の友人が連れて行ってくれた、福井郊外の素朴な蕎麦店。辛味のある大根おろしとかつお節が引き立てる、絶品打ち立ての越前蕎麦だった。
以来、辛み大根のおろし蕎麦が大好きになった。
暮れの仕事終わりの開放感と美味しい食べ物が、記憶の全てである、冬の日本海。
ずっと遠い場所になっていたけれど、来春には北陸新幹線が敦賀まで伸びるとのこと。
来年の漁が解禁になったら、雪の越前海岸に行こう、茹でたて、打ち立て、を食べに、と今、話が盛り上がっている。