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師走は食べ納め🍶🥢🍜🦀🥂

あまり外食をしないのだけれど、この季節、新蕎麦の出囃子が聴こえると、折あらば食べに行く。暮らしの中の小さな贅沢。

 細い上り坂をテクテク登った先に ポツンと佇む 
家からの散歩コースの 隠れ家
細くて 腰があって 瑞々しい香り もう絶品❣️
迎えてくれる 親子の梟の表情にほっこり


飲食店は、玄関口の佇まいでお味が分かる。蕎麦店に限っては、ほぼ100%ハズレはない。

映画の帰りに いつも寄る店
待合から眺める 師走の暖簾は干し柿 
季節感が 店内外のそこここに
腰のある 細打ち麺
天麩羅を ひとに揚げてもらう幸せ
寒い日は 厚切り鴨のつけ麺
野菜は大将の畑から
ピリリとくる辛み大根おろし蕎麦 と 牡蠣のつけ麺
薪の火が 心地良い 初冬のしつらえ


深大寺で一番新しい店は、モダンな店構え。

この界隈で 夜もやっている 数少ない蕎麦店

参道から離れているので、ずっと混まずに入れたけれど、最近は、開店を目指して行っても列が出来ていることが多い。

2人の若者が、麺打ちから接客まで、テキパキと気持ち良く仕切っている。細麺で、量がたっぷりなのが嬉しい。

普通盛りでも 大盛り♪
カリッと揚がった 大人気の 天麩羅🎶

バス停・神代植物公園前のすぐそばで、正門まで5分の位置なので、食後に園内を回り、深大寺門から出ればすぐに深大寺の境内へ…と、無駄なくぐるりと深大寺周辺を散策できるのもいい。

          🦀  🥂  🦀

お高くつくので、生ものの取り寄せは滅多にしないのだけれど、年に一度、この季節は特別。

波の花が舞い、水仙が群生する越前海岸まで出掛けるのを、かつては厭わなかったけれど、今はとてもそんな気力はない。

資源の枯渇を危ぶみながら、価格の上昇にビビりながら、今年も食すことが出来たことに感謝。

鳥取の松葉蟹は 隣接海域のブランド蟹より ややお得
いつもの魚屋さんに 茹でたてを送ってもらう
〆は 殻ごと炊き込む 蟹飯
 手のひらサイズのメス蟹は 蟹味噌と 赤い内子を食す
えんぴつ程細い足の肉は 茶碗蒸しに
資源保護の為 漁期は年内で終了


いつか、蟹を食べに行った折、福井出身の友人が連れて行ってくれた、福井郊外の素朴な蕎麦店。辛味のある大根おろしとかつお節が引き立てる、絶品打ち立ての越前蕎麦だった。

「当店は おろしそば一本」
掲げられた 亭主の心意気
 太めの平打ち 瑞々しい香り
つゆのぶっかけ or 大根の汁+醤油で

以来、辛み大根のおろし蕎麦が大好きになった。

暮れの仕事終わりの開放感と美味しい食べ物が、記憶の全てである、冬の日本海。

ずっと遠い場所になっていたけれど、来春には北陸新幹線が敦賀まで伸びるとのこと。

来年の漁が解禁になったら、雪の越前海岸に行こう、茹でたて、打ち立て、を食べに、と今、話が盛り上がっている。
         

            

              



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