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オリーブオイルの「酸度」って何?

フレッシュで美味しい「エキストラバージンオリーブオイル」を見つけるポイントとして、賞味期限と同じぐらい?もしくはそれ以上に?!チェックをおすすめしたいのが、オイルの「酸度」 です。

エクストラバージンオリーブオイルは酸度0.1~0.8%と規定されていますが、そもそもオリーブオイルの「酸度」って何でしょうか?
 
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酸度とは、オリーブの実からオイルに加工する際に生じる遊離脂肪酸の割合を表すそうです。オリーブオイルをはじめとする油脂の主成分はグリセリンと脂肪酸の化合物からできていて、オリーブの実を枝からとった瞬間にグリセリンと脂肪酸が遊離し遊離脂肪酸になります。遊離脂肪酸は空気中の酸素と結合しやすいため、含有量が低いほどオリーブオイルの鮮度が保てると言われています。

つまり、酸度が低いほど、オイルは新鮮!という事ですね。 また、一度オリーブオイルにすると酸化は進みません。

フレッシュなオリーブオイルを見極めるのにチェックをお勧めする情報が以下の3つ:

 酸度が低いか?0.8%以下か? もし酸度表示がなければ以下の2つをチェックしてみてください ↓↓↓

② ”手摘み” か? オリーブの実が傷つき空気に触れて酸化しない方法で収穫しているか。

 実の収穫後どれだけ早く搾油しているか? 実の収穫後、時間をおいて絞ると酸度が高くなってしまいます。農園内に搾油所がある生産者、規模の小さい生産者の方が、その時間をより短縮できるという訳ですね!

フレッシュなオリーブオイル選びはオイルの「酸度」をチェックるすことはとても有効的なんですね♪ 酸度表記が無いものも多いですが、低いものは表記してあることも多いですね。

<注意:但し精製したオイルは酸度が低くなりますので、酸度の値は化学的な加工、精製していないエクストラバージオリーブオイルでのみ有効な鮮度の尺度となります。>

 

また、同じ農園で採っている単一種のオリーブだけを使っている「シングルエステート」のオリーブオイルの品質が良いというのも同じ理由からなんです(^^) オーガニックでもコストを安くする、大量に作る等の目的で他所や他国で生産したオリーブを輸入してブレンドして搾油しているメーカーもあります。

あと、オリーブの原産地を特定した、DOP(保護指定原産地表示)やIGP(保護指定地域表示)などの表示も品質の目安になりますね!

オーガニックのオリーブオイルでも、値段や品質に差が出るのは、このような要素からも考えられますね。ぜひ次回のオリーブオイル選びの参考になさってください♪

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ECショップBIO ARENA<ビオアリーナ>で扱っているチュニジア産のオーガニック、エクストラバージンオリーブオイルは、自社農園で手摘み、自社の搾油所でボトリングしている生産者のフレッシュなオリーブオイルだけ扱っております。ぜひお試しくださいね!

★ 最後まで読んでくださりありがとうございます。次回はオリーブオイルの 「苦味」と 「辛味」について書きたいと思います♪

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