見出し画像

ドイツ人に家庭で気軽に抹茶を愉しんでもらうには・・・

先日のお茶のお稽古には、日本文化に興味のあるドイツ人がいらしていました。抹茶というよりも、どちらかというと茶道やお点前を愉しんでいる様子でした。抹茶を家庭で日常的に愉しんでもらうことをテーマに、昨日はドイツの一般家庭でランチをご馳走になった後、お茶を点てるイベントを開きました。

そこではまず、抹茶とはどんな種類のお茶でどのような効能があるのかを動画を見せながら説明し、そのあと抹茶茶碗での飲み方を教えました。用意した和菓子を食べてもらった後、最初に私がデモンストレーションで一服ずつ点てて皆さんに飲んでいただき、二服目は点ててあげたい人を決めて自分で点ててもらいました。茶筅を見るのは初めてだったようで、皆さん興味津々でした。私が以前お邪魔した茶筅工房の動画を見せて、どのように作られているのか紹介しました。

普段紅茶を飲まれている奥様からは、「フレッシュな葉の香りとすっきりとした味わいで美味しかった」との感想を、また息子さんたちからは、「今まで甘いラテしか飲んだことがなかったけれども、今日飲んだお茶はちゃんと旨みが感じられて、食後に飲むにはぴったりだ」という感想をいただきました。

たとえ日本文化に馴染みがなくてもティータイムでコーヒーや紅茶のように抹茶を愉しむという習慣を提案していけたらいいなと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?