仕事の後のビールはうまい?

お酒がそれほど好きという程でもない僕は学生時代からだいたいロング缶のビール1缶飲めば十分だった。帰省して親戚とお酒を飲む機会が訪れると決まってオジサン集団に「働くようになったら本当のビールの旨さがわかるよ」といわれていた。実際、働くようになって1年以上がたった現在、ビールの"味の感じ方"は学生時代とほとんど変わっていない。むしろ風呂上がりの時の方がビールが美味しく感じる。これは空腹の時の飯が一番おいしいとか、喉が乾いたときの水が一番キクのと近い気がする。何れにしても仕事の後のビールとはかけ離れた旨さであろう。

話は変わるが僕には趣味が結構ある。サッカー、野球、アメフトといったスポーツ観戦やゲーム、深夜ラジオを聴く、オードリー・日向坂の番組や情報をチェックする等。没頭できる時間が多い。
(それ故に時間が足りなくなって困っているのだが…笑)

考えてみると親戚の人達にこれといった趣味はあまりないようだった。何が言いたいかというと、仕事という現実から何をもって逃避するかという話だ。仕事が趣味なんて人もいるだろうが、そんな人は一握りだ。万が一趣味を仕事にできたとしてもストレスフリーなんてことはそうそうない。尊敬するオードリーの若林さんのエッセイ本「ナナメの夕暮れ」でも"没頭はネガティブから逃れられる隠しコマンドだ"というようなことが書かれている。この没頭が僕にとっての趣味であり、オジサン達の晩酌は没頭に近い状態を作り出す方法の1つだったのである。

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