よるによる会～みんなで一緒に食べましょう～
おやこの広場びーのびーのでは、6月22日（土）17:00〜19:00に、事前予約制で「よるによる会」を実施しました。
よるによる会とは
「夜の時間、ふらっと寄ってみませんか？」という意味で「夜に寄る会」と名付けたこの会は、どなたでも参加できる夕食の会です。多世代が集い交流し、参加者が主体となって地域の寄り場を作っていくことを目的として、月に一度法人の常設型の各活動現場で順番に開催しています。今年度は「ドコモ市民活動団体助成事業」の助成金を活用して実施しています。
よるによる会では、スタッフが作ったカレーを皆さんで囲みます。この日は、大人18名、子ども21名の皆さんが参加してくれました。
スタッフは、カレー作りボランティアとして地域の方々が2名、ひろばスタッフボランティアが2名、担当スタッフが2名の合わせて6名が運営に携わりました。
用意したカレーは、カレールー5箱で約50杯分。大鍋2つと小鍋2つ分を作りました。小鍋のうちのひとつは、子ども用に甘口で、具材も小さくカットしたものを用意しました。
野菜、お肉などの具材の分量はカレールー箱の裏の作り方を参考にしましたが、ジャガイモは少なめ、しめじも入れて、豚肉を多めにして作るなど工夫を凝らします。
お米をといで下準備が完了した頃、15時30分から地域のボランティアの皆さんも集合しました。スタッフ全員が揃ったところで自己紹介をし、よるによる会の説明や当日の流れ、参加人数の確認をします。また、カレーの量を見ながら配膳することなど、細かくすり合わせを行いました。
その後、いよいよ調理スタート！
ボランティアの方同士やスタッフで初顔合わせの方がいたため、野菜をカットしながら色々な話をして親睦を深めました。
大きな鍋に材料を入れて混ぜるのは大仕事です。狭いキッチンで混ぜて〜混ぜて〜、グツグツ。お米は10合炊きと5合炊きの炊飯器がフル稼働です。
17時少し前にはカレーが完成し、部屋中カレーのいい匂いでいっぱいになりました。ご飯も炊き上がり、配膳の動線を確認して参加者を待ちます。
17時になると参加者の方が続々と来館されました。
カレーの配膳の列に並び、それぞれのテーブルに座ってみんなで「いただきます。」
ドコモ市民活動団体助成事業からの助成金を受けて「よるによる会」を実施していることをスタッフから説明しました。
久しぶりの方、お会いするのが初めての方も、みんなで賑やかに食卓を囲みます。ボランティアの皆さんやスタッフも交代で各テーブルに入り、交流しながらカレーを食べることができました。
「あれ？ご飯炊けてない？」「炊飯器のスイッチ入れた？」慣れないキッチンで、大慌ての一コマもありました。
おいしいカレーにみんな大喜びで、子どもも大人もおかわり！なかには2回、3回とおかわりする子もいました。
また、混み合ってくると参加者の皆さん同士で自然と席を譲り合うなど、和やかな雰囲気で食事を楽しむことができました。
久しぶりにひろばに入り、スタッフと話をすると懐かしさに涙ぐむママもいて、そんな姿にスタッフももらい泣きするという温かい場面も。
この日は、事前予約をされた方だけではなく、ひろばの前を通りかかった赤ちゃん連れのパパとママにも声をかけたところ、買い物帰りにカレーを食べに来てくれました。このような新しいご縁をつなげるところも、よるによる会の魅力のひとつだと感じます。
食後には、差し入れの大きなスイカをみんなでいただきました。
参加者の皆さんが帰る際には、「また来ます！」「今度はカレーを作ったり、お手伝いにきます！」など、嬉しい言葉をたくさんいただきました。
皆さま、ご参加いただきありがとうございました。
次回の「よるによる会」は、8月2日（金）にCOCOひよしにて行います。事前のご予約が必要ですので、詳細はCOCOひよしインスタグラム（以下のリンク）でご確認のうえ、ぜひご参加ください！
おやこの広場びーのびーの 喜納・牛草
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