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【未来は、今】望む未来から逆算する

空間の3次元と、時間の1次元を合わせて
4次元時空。

空間と時間が混ざり合うことを看破した
天才アインシュタイン。

光の速度は有限だから、
情報が伝わるのには必ず時間がかかる。


すぐ近くの距離の場合、

たとえば目の前で風に揺れる葉っぱは、
葉っぱが揺れてから1秒も経たないうちに
「葉っぱが揺れた」という情報は私に伝わる。

葉っぱが揺れている姿は
ほぼリアルタイムで見ることができる。
これが日々の営み。


けれど遠く離れた距離の場合は
光が到達するのに時間がかかる。

たとえば太陽なら8分。
太陽から放たれた光は、8分後に地球に届く。

オリオン座なら640年も。

オリオン座が爆発したとして、
爆発したという情報が地球に伝わるまでに
640年かかる。


たとえば10年後、自分は何をしているだろう?

10光年先の星が光を放って
その光が私に届くのに10年かかる。

10年後、手にしたい光があるならば
今、10光年先の星から光が放たれていなければ。

10年後に手にする未来の光は
今、放たれている。

20光年先なら、20光年先の星から
今、光が放たれていなければ
20年後、私の手元に光は届かない。


どれくらい離れた星の、
どんな光を手にしたいか。

自分の先の未来に、
どんな自分になっていたいか。

何も考えていなければ
手近な光をただただ受け取るだけ。

宇宙はこんなにも広くて
人生はこんなにも大きいから

10光年先、20光年先に目を向けて
今、その星から光を放つ。


その方法は、想像力。
明確な、想像力。

想像力は異次元で、
なぜかわからないけど自由自在だから。

宇宙からしたら人間の一生は
ほんの一点、ほんの一瞬でしかない。
それくらいなら、きっとコントロールできる。


未来は、今、つくられている。
それを実際に手にするまでに時間がかかるだけ。


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