宇宙人間素粒子
人類で初めてニュートリノを観測して
ノーベル賞を受賞された小柴博士
杉並区の”科学と自然の散歩みち”に置かれた
「夢のたまご」像には
小柴博士の言葉と手形が掘られていて
そのうちの一つ
宇宙 人間 素粒子
素敵な視点だなと思う。
そして色々考えてみる。
この宇宙は素粒子の性質で決まっていて
素粒子からの秩序進化の過程で
物質、生命、そして人間の誕生
知的生命と称される人間は
宇宙と同じくらい（もしかしたらそれ以上）
不思議の宝庫
今ここに自分がいると思っている
この意識はなんなんだろう
宇宙を知りたい
素粒子を知りたい
いろんなことがわかるたびに
感動するこの心
感情、欲求、思考、時間
自由への希求
宇宙に生み出された素粒子が
たーーーーーーーっくさん集まって
つくられた人間
その人間にそなわった
この不思議な不思議な心の動き
社会が形成され、人間と人間のあいだで
大きく悩むこの心
宇宙も素粒子も
この意識を通してしかとらえられないのに
この意識は当の宇宙に生み出されたわけで
宇宙人間素粒子がぐるっとまわる
夢を描き叶えようとすること
挑戦すること
これはもう、人間の話
夥しい数の素粒子が集まって
夥しい数の相互作用をしながら
人間をつくり
夢を描かせる
そこに生じるさまざまな感情
ポジティブなものもネガティブなものも
ものすごいことだ
メカニズムがわからなくとも
それは確かな経験として味わっている
ものすごいことだ
この奇跡的な巡り合わせに思いを馳せ
素直にこの言葉も味わおう
「やればできる」
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